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ソフトクリエH Research Memo(10):足元の業績は計画線で推移、2014年3月期は会社予想達成へ

注目トピックス 日本株
■業績見通し

(1)2014年3月期見通し

2014年3月期の第3四半期累計決算(2013年4-12月期)は、売上高が8,218百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益980百万円(同23.9%増)、経常利益1,005百万円(同12.7%増)、当期純利益488百万円(同6.1%増)となった。2014年3月期の通期予想は、売上高11,300百万円(同12.5%増)、営業利益1,359百万円(同24.2%増)、経常利益1,380百万円(同10.1%増)、当期純利益710百万円(同10.0%増)となっており、第3四半期までの進捗状況は、会社予想を若干上回るペースで順調に進捗している。

内容を見ると、ECソリューション事業とシステムインテグレーション(SI)事業は、第3四半期累計の売上高がそれぞれ、前期比8.6%増、5.5%増と穏やかな伸びとなっているのに対し、物品販売は22.7%増と高い伸びを示している。これは、2014年4月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要であるとみられる。駆け込み需要の動きは第4四半期(2014年1-3月期)に入っても続いており、主力のECソリューション事業、SI事業も計画線で推移していることから、2014年3月期は会社予想を達成して着地する見通しである。
(2)2015年3月期以降の見通し

2015年3月期にマイナス要因として考えておくべきことは、消費税増税に対する駆け込み需要の反動減である。他方で企業への設備投資減税に後押しされたIT投資底上げの期待もあるが、差し引きすれば反動減のマイナス要因の方が残ると考えておくべきであろう。ただし、こうした反動減は、物品販売事業において顕著に出ると予想されるが、同事業はその他2事業に比較してマージンが低いため、全社ベースでの利益面での影響は限られると予想される。

中核のECソリューション事業は、eコマース市場の拡大やインターネット広告市場の拡大といったマクロ要因の追い風を受けて、順調に収益が拡大すると期待できよう。ソフトクリエイトホールディングス<3371>の顧客層は、既にリアルでブランドやビジネスを確立した中堅以上の規模の企業であるため、例えば消費税増税分の転嫁ができずに利益が圧迫されるといった事態は起こりにくいと考えられる。むしろ、消費税増税をいかに吸収して売上高を伸ばすかという視点で、マーケティング費用を拡大させてくる可能性がある。そうした動きは、同社が注力するデジタルマーケティングの追い風になる可能性もある。

SI事業は、景況感も含めた外部要因の影響を受けやすいという面では、物品販売事業と同様に反動減が懸念される分野である。しかしながら、2014年3月期の第3四半期までを見ると、駆け込み需要的な動きはほとんど見られないため、反動減は懸念には及ばないと言えそうだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)



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