テックファーム Research Memo(8):成長持続に向けエンジニア拡充が今後の課題に
[14/04/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略と経営課題
(4)経営課題
テックファーム<3625>は2008年のリーマンショック以降、収益の悪化を食い止めるために固定費負担を減らし、開発リソースのアウトソーシング化を進めてきた。2012年7月期までは需要の回復に伴って収益も拡大したが、その後は受託開発案件の急増を受け、外注比率の高さが逆に生産性の低下を招くなどマイナス影響も出始めた。また、外注比率が高過ぎると技術ノウハウが外部に流出してしまう恐れもある。社内におけるシステムエンジニアの拡充が喫緊の経営課題となっている。
システムエンジニア不足は同社に限らず、業界全体の傾向として言えることだが、今後同社が成長していくうえでは、その確保が必要不可欠だと言えよう。このため、同社では2015年春に5年ぶりに新卒者の採用(5〜6名)を再開するほか、M&Aによってまとまった人員を確保していくことも選択肢として検討している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(4)経営課題
テックファーム<3625>は2008年のリーマンショック以降、収益の悪化を食い止めるために固定費負担を減らし、開発リソースのアウトソーシング化を進めてきた。2012年7月期までは需要の回復に伴って収益も拡大したが、その後は受託開発案件の急増を受け、外注比率の高さが逆に生産性の低下を招くなどマイナス影響も出始めた。また、外注比率が高過ぎると技術ノウハウが外部に流出してしまう恐れもある。社内におけるシステムエンジニアの拡充が喫緊の経営課題となっている。
システムエンジニア不足は同社に限らず、業界全体の傾向として言えることだが、今後同社が成長していくうえでは、その確保が必要不可欠だと言えよう。このため、同社では2015年春に5年ぶりに新卒者の採用(5〜6名)を再開するほか、M&Aによってまとまった人員を確保していくことも選択肢として検討している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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