明光ネット Research Memo(4):直営事業は教室数、生徒数ともに順調に拡大
[14/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1)2014年8月期第2四半期累計業績
○明光義塾直営事業
明光義塾直営事業の第2四半期累計(2013年9月-2014年2月期)売上高は前年同期比4.2%増の3,650百万円、セグメント利益は同2.1%減の888百万円だった。期末の直営教室数は213教室(前年同期比8教室増)、在籍生徒数は17,299名(同7.7%増)と順調に拡大した。
グラフに見られるとおり、生徒単価は減少したものの、1教室当たりの平均生徒数が増加したことが増収につながった。生徒単価の減少に関しては、通塾回数の多い学年層の構成比の低下が影響したとみられる。一方、教室当たり生徒数の増加に関しては、明光ネットワークジャパン<4668>が前期から取り組んでいる入会カウンセリング時のアプローチ手法の標準化が効果を表し始めている。生徒・保護者カウンセリングの徹底による満足度の向上、並びに教室環境の整備を進めたことで生徒数の増加につながった。
増収にもかかわらず減益となった要因としては、教室数増加に伴う人件費を中心とした経費増、並びに社員・講師募集にかかる広告費の増加、研修費用の増加などが挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(1)2014年8月期第2四半期累計業績
○明光義塾直営事業
明光義塾直営事業の第2四半期累計(2013年9月-2014年2月期)売上高は前年同期比4.2%増の3,650百万円、セグメント利益は同2.1%減の888百万円だった。期末の直営教室数は213教室(前年同期比8教室増)、在籍生徒数は17,299名(同7.7%増)と順調に拡大した。
グラフに見られるとおり、生徒単価は減少したものの、1教室当たりの平均生徒数が増加したことが増収につながった。生徒単価の減少に関しては、通塾回数の多い学年層の構成比の低下が影響したとみられる。一方、教室当たり生徒数の増加に関しては、明光ネットワークジャパン<4668>が前期から取り組んでいる入会カウンセリング時のアプローチ手法の標準化が効果を表し始めている。生徒・保護者カウンセリングの徹底による満足度の向上、並びに教室環境の整備を進めたことで生徒数の増加につながった。
増収にもかかわらず減益となった要因としては、教室数増加に伴う人件費を中心とした経費増、並びに社員・講師募集にかかる広告費の増加、研修費用の増加などが挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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