明光ネット Research Memo(7):明光サッカーなど注力事業は生徒数が着実に増加
[14/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1)2014年8月期第2四半期累計業績
○その他事業
明光ネットワークジャパン<4668>のその他事業の第2四半期累計(2013年9月-2014年2月期)売上高は前年同期比17.2%増の596百万円、営業損失は41百万円(前年同期は68百万円)へと若干縮小した。前期より新規連結した晃洋書房の売上高が上乗せされており(利益への影響は軽微)、これを除いた実質の増収率は約5%増だったとみられる。明光サッカースクールや早稲田アカデミー個別進学館、明光キッズなど注力事業で生徒数を着実に伸ばしており、収益基盤の拡充が進んでいると言えよう。
明光サッカースクールは、スクール数が前年同期の12校(うちFC2校)から15校(同2校)に拡大、生徒数も900名から925名へと増加した。この結果、売上高は前年同期の60百万円から65百万円に増大した。一方、新設校の開校に伴う初期投資負担の増加により、営業損失は5百万円から10百万円へと若干拡大した。
早稲田アカデミー個別進学館は、校舎数が前年同期の14校(うちFC12校)から18校(同16校)と増加。また、生徒数も457名(うちFC校255名)から837名(同644名)と順調に伸びた。この結果、売上高は前年同期の132百万円から138百万円に増加、営業利益は18百万円となった。生徒数の増加に比べて売上高の伸びが若干低く見えるが、これは生徒数がFC校を中心に拡大したこと、また、FC校の新設数が前年同期の5校から当期は2校に減少したことで、契約金収入が減少したことが影響したものとみられる。ただ、進学塾における生徒増加のための重要指標となる難関校への合格実績は中学、高校ともに増えており、個別進学塾としてのブランド力は着実に向上している。
明光キッズでは、直営1校の生徒数が前年同期の71名から166名と2倍強に増加し、売上高も6百万円から15百万円に拡大した。
連結子会社のユーデックに関しては、進学模擬試験の販売が大手塾からの受注が順調に拡大したほか、学内予備校事業も新規に1校から受注し、合計で16校と契約するなど堅調に推移している。この結果、ユーデックの売上高は前年同期比4.0%増の341百万円、営業利益は7百万円と前年同期並みを維持した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(1)2014年8月期第2四半期累計業績
○その他事業
明光ネットワークジャパン<4668>のその他事業の第2四半期累計(2013年9月-2014年2月期)売上高は前年同期比17.2%増の596百万円、営業損失は41百万円(前年同期は68百万円)へと若干縮小した。前期より新規連結した晃洋書房の売上高が上乗せされており(利益への影響は軽微)、これを除いた実質の増収率は約5%増だったとみられる。明光サッカースクールや早稲田アカデミー個別進学館、明光キッズなど注力事業で生徒数を着実に伸ばしており、収益基盤の拡充が進んでいると言えよう。
明光サッカースクールは、スクール数が前年同期の12校(うちFC2校)から15校(同2校)に拡大、生徒数も900名から925名へと増加した。この結果、売上高は前年同期の60百万円から65百万円に増大した。一方、新設校の開校に伴う初期投資負担の増加により、営業損失は5百万円から10百万円へと若干拡大した。
早稲田アカデミー個別進学館は、校舎数が前年同期の14校(うちFC12校)から18校(同16校)と増加。また、生徒数も457名(うちFC校255名)から837名(同644名)と順調に伸びた。この結果、売上高は前年同期の132百万円から138百万円に増加、営業利益は18百万円となった。生徒数の増加に比べて売上高の伸びが若干低く見えるが、これは生徒数がFC校を中心に拡大したこと、また、FC校の新設数が前年同期の5校から当期は2校に減少したことで、契約金収入が減少したことが影響したものとみられる。ただ、進学塾における生徒増加のための重要指標となる難関校への合格実績は中学、高校ともに増えており、個別進学塾としてのブランド力は着実に向上している。
明光キッズでは、直営1校の生徒数が前年同期の71名から166名と2倍強に増加し、売上高も6百万円から15百万円に拡大した。
連結子会社のユーデックに関しては、進学模擬試験の販売が大手塾からの受注が順調に拡大したほか、学内予備校事業も新規に1校から受注し、合計で16校と契約するなど堅調に推移している。この結果、ユーデックの売上高は前年同期比4.0%増の341百万円、営業利益は7百万円と前年同期並みを維持した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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