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プロネクサス<7893>は7日、2014年3月期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比10.3％増の198.82億円、営業利益が同15.4％増の21.07億円、経常利益が同23.3％増の22.46億円、純利益が同21.5％増の14.17億円と2ケタ増益で着地した。

売上面では、証券市況や金融商品市場の活況・活性化を背景に、主力の上場会社ディスクロージャー関連や上場会社IR関連等、金融商品ディスクロージャー関連、データベース関連など、全セグメントで増収となった。利益面では、受注急増を背景に外注費がかさんだほか、次世代EDINET対応システムの1月からの本格稼動に伴いシステム関連コストなどが増加したが、増収効果で吸収した。

進行中の2015年3月期は、売上面では、減少を見込む投資信託運用報告書を除いて微増を想定している。利益面では、同システムの償却費や運用費など次世代EDINET関連費用が増加するほか、成長分野を中心に、競争力強化と事業領域拡張のための要員増を計画している。

2015年3月期の業績は、売上高が前期比0.6％増の200.00億円、営業利益が同14.6％減の18.00億円、経常利益が同17.6％減の18.50億円、純利益が同16.7％減の11.80億円としている。

同社は、上場会社や金融商品運用会社の投資家向けディスクロージャー・IR資料作成の実務を支援する専門会社である。上場企業の約60%を顧客に持ち、厚い顧客基盤をベースとした高品質のサービスとコンサルティング力を強みとする。また、システム面での新サービス展開力にも定評がある。



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