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■今後の見通し

（3）フィールドマーケティング事業の業績見通し

ソフトブレーン<4779>の「フィールドマーケティング事業」は、メーカーの販売促進部門におけるアウトソーシング化の流れが続く中で、引き続き安定成長が見込まれる。市場が拡大する中で競争も激しくなっているが、同社では高いサービス品質とコスト競争力を武器に今後も既存顧客での取引拡大や新規顧客の開拓を進めていく方針だ。

また、ソフトブレーン・フィールドは2014年4月14日付でインストアセールスプロモーション専門の広告会社である東具と業務提携を発表した。東具は、店頭で用いられるPOPや試供品など各種SP（販売促進）ツールの企画から生産、営業及び梱包発送までを提供する会社で、東具が同日より開始したセールスプロモーション（以下、SP）ツールのマネジメントサービス「Sp-ring.jp」（スプリングドットジェイピー）において、各種SPツールの店頭設置から効果の測定・改善まで行う「店頭マーケティングサービス」を同社がサポートしていくことになる。

今回の提携によって、東具はSPツールの企画制作からデリバリー、店頭設置、効果測定などの店頭販促支援サービスをワンストップで提供できることになる。また、同社にとっては、SPツールの企画・制作段階から情報を共有することができ、タイムリーで適切な店頭構築、営業支援の実現が可能となる。新サービスのため、売上へのインパクトはまだ軽微とみられるが、フィールドマーケティング事業の拡大に貢献するものとして注目される。

（執筆：フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲）



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