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タカショー---第1四半期はプロユースや海外が堅調、通期での2ケタ増益目指す

注目トピックス 日本株
タカショー<7590>は22日、第1四半期(2014年1月21日-4月20日)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比8.6%増の50.17億円、営業利益が同0.4%減の3.09億円、経常利益が同13.4%減の3.02億円、純利益が同2.8%増の2.19億円となった。

プロユース部門では、人工強化竹垣「エバーバンブー」シリーズやユニット竹垣「eバンブー」などの和風商品や、人工竹木「エバーアートウッド」関連商品の販売が順調だった。また、庭照明に関する研修・資格認定制度「エクステリア&ガーデンライティングマイスター制度」の認定者拡大を図り、新商品を市場投入した結果、照明機器の販売が堅調に推移したことも増収につながった。一方、ホームユース部門は、消費増税前の駆け込み需要が想定より伸び悩んだことや、一部販売先での在庫調整が収益に影響した。海外では、新商品投入の効果に加え、中国子会社の工場で品質基準の強化や在庫管理機能とデリバリー体制の構築を図るなどの施策を進めたことが増収に寄与した。

庭でのライフスタイルを提供するメーカーとして、引き続きガーデニング・エクステリア製品の販売強化を図る。一方で、ホテル、レストラン、結婚式場などの非住宅用施設向けの開拓にも注力していく。新商品開発のための設備や工場、研究所、ショールームや営業拠点の整備を積極的に進めている。海外では成長市場である中国の製造・販売を強化するほか、北米や欧州、アジア、オセアニア地域への直接販売を推進する。

2015年1月期の通期業績予想は3月に発表した計画のとおり、売上高が前期比7.9%増の194.90億円、営業利益が同20.1%増の12.09億円、経常利益が同22.7%増の11.94億円、純利益が同33.5%増の6.79億円としており、2ケタの増益を目指す。

同社は、エクステリア・庭園・ガーデニング品の製造・販売でトップクラス。設計施工を必要とするプロユーザー向け商品を販売している「プロユース」と、自分で買って楽しみたいという一般ユーザー向けの商品を販売する「ホームユース」の2つの事業部を展開している。



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