G-7ホールディングス<7508>自動車の電子化やハイブリッド普及で整備需要が高まる可能性
[14/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月29日放送において、G-7ホールディングス<7508>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
「オートバックス」「業務スーパー」のフランチャイジー国内最大手。主軸のオートバックス・車関連事業および業務スーパー・こだわり食品事業に加えて、新たな収益源としてアグリ事業、リユース事業にも注力している。また、3月には海外初のG-7グループによる飲食店「ら〜めん神戸(かんべ)」を新規オープン。マレーシアの現地法人G7 RETAILMALAYSIA(G7リテールマレーシア)では既にマレーシアにおいて車事業・バイク事業を行っており、今回のら〜めん神戸のオープンで、新たに飲食事業にも進出している。
■足元の業績は
2014年3月期決算は、売上高が前期比6.7%増の881.78億円、営業利益が同10.6%増の29.00億円、経常利益が同7.0%増の31.39億円、純利益が同14.6%増の15.41億円となった。
主力事業となる、オートバックス・車関連事業、業務スーパー・こだわり食品事業ともに、消費増税前の駆け込み需要、新規出店効果などにより、10%前後の営業増益を達成している。とりわけ、営業利益は1-3月期に前年同期比65.8%増と急拡大、これに伴い、通期実績は従来予想を上回る水準での着地となっている。なお、年間配当金は前期比5.00円増配となる39.00円を予定。
■セグメント業績は
オートバックス・車関連事業は、車販売や車検、洗車、板金サービスが売上をけん引。また、大雪と販促の集中投下および消費税駆け込み需要によりタイヤ・ホイールの売上が増加し、さらに新車販売台数増と駆け込み需要を背景に、アクセサリー・カーリペアなども好調に推移した。
業務スーパー・こだわり食品事業は、業務スーパーが堅調に推移するとともに、駆け込み需要により、売上を伸ばしている。
その他事業は、生活防衛意識および環境意識の高まりにより、リユース事業が伸長しました。また農産物直売所「めぐみの郷」の事業において、農業生産法人の会員を増やし、野菜と花を充実させ、売上拡大に努めている
■2015年3月期については
売上高が前期比5.5%増の930.00億円、営業利益が同3.4%増30.00億円、経常利益が同1.9%増の32.00億円、純利益が同3.8%増の16.00億円としている。引き続き、「経費削減、一人当たり生産性向上、適正在庫」の方針を実践、個店収益力の強化に徹底して取り組むと共に、国内外において事業基盤の構築に向けた経営体制の強化に努めていく方針。
■事業環境については
増税前の駆け込み需要の反動はあるものの、自動車整備やアクセサリー販売などの伸びが見込める。特に自動車整備については、自動車の電子化やハイブリッドの普及などにより、個人では対応ができず、整備工場などに頼ることになる。
また、その他事業でのマレーシアの飲食事業は、マレーシアでは近年日本食に対する理解も深まり、「焼き鳥屋」「ラーメン屋」「うどん屋」といった大衆料理専門店が増加傾向にある。特にラーメン店は2010年ごろから出店ラッシュが続き、ラーメンブームが起きているなかでの進出。マレーシアのラーメン店はとんこつベース味のものがほとんど。その中で、「ら〜めん神戸」は、日本産の材料にこだわった醤油だれを使ったオーソドックスな醤油味ラーメンを提供しており、日本食として、これを足ががりに収益期待が高まりそう。
■株価動向
株価は720円辺りをボトムに、5月に入りリバウンド基調が強まってきている。週間形状では上値を抑えられていた13週、26週線をクリアしてきており、1月につけた年初来高値を意識したトレンドを形成。また、週足の一目均衡表では、ここにきて雲上限を上放れてきており、基準線などもクリアしてきている。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
「オートバックス」「業務スーパー」のフランチャイジー国内最大手。主軸のオートバックス・車関連事業および業務スーパー・こだわり食品事業に加えて、新たな収益源としてアグリ事業、リユース事業にも注力している。また、3月には海外初のG-7グループによる飲食店「ら〜めん神戸(かんべ)」を新規オープン。マレーシアの現地法人G7 RETAILMALAYSIA(G7リテールマレーシア)では既にマレーシアにおいて車事業・バイク事業を行っており、今回のら〜めん神戸のオープンで、新たに飲食事業にも進出している。
■足元の業績は
2014年3月期決算は、売上高が前期比6.7%増の881.78億円、営業利益が同10.6%増の29.00億円、経常利益が同7.0%増の31.39億円、純利益が同14.6%増の15.41億円となった。
主力事業となる、オートバックス・車関連事業、業務スーパー・こだわり食品事業ともに、消費増税前の駆け込み需要、新規出店効果などにより、10%前後の営業増益を達成している。とりわけ、営業利益は1-3月期に前年同期比65.8%増と急拡大、これに伴い、通期実績は従来予想を上回る水準での着地となっている。なお、年間配当金は前期比5.00円増配となる39.00円を予定。
■セグメント業績は
オートバックス・車関連事業は、車販売や車検、洗車、板金サービスが売上をけん引。また、大雪と販促の集中投下および消費税駆け込み需要によりタイヤ・ホイールの売上が増加し、さらに新車販売台数増と駆け込み需要を背景に、アクセサリー・カーリペアなども好調に推移した。
業務スーパー・こだわり食品事業は、業務スーパーが堅調に推移するとともに、駆け込み需要により、売上を伸ばしている。
その他事業は、生活防衛意識および環境意識の高まりにより、リユース事業が伸長しました。また農産物直売所「めぐみの郷」の事業において、農業生産法人の会員を増やし、野菜と花を充実させ、売上拡大に努めている
■2015年3月期については
売上高が前期比5.5%増の930.00億円、営業利益が同3.4%増30.00億円、経常利益が同1.9%増の32.00億円、純利益が同3.8%増の16.00億円としている。引き続き、「経費削減、一人当たり生産性向上、適正在庫」の方針を実践、個店収益力の強化に徹底して取り組むと共に、国内外において事業基盤の構築に向けた経営体制の強化に努めていく方針。
■事業環境については
増税前の駆け込み需要の反動はあるものの、自動車整備やアクセサリー販売などの伸びが見込める。特に自動車整備については、自動車の電子化やハイブリッドの普及などにより、個人では対応ができず、整備工場などに頼ることになる。
また、その他事業でのマレーシアの飲食事業は、マレーシアでは近年日本食に対する理解も深まり、「焼き鳥屋」「ラーメン屋」「うどん屋」といった大衆料理専門店が増加傾向にある。特にラーメン店は2010年ごろから出店ラッシュが続き、ラーメンブームが起きているなかでの進出。マレーシアのラーメン店はとんこつベース味のものがほとんど。その中で、「ら〜めん神戸」は、日本産の材料にこだわった醤油だれを使ったオーソドックスな醤油味ラーメンを提供しており、日本食として、これを足ががりに収益期待が高まりそう。
■株価動向
株価は720円辺りをボトムに、5月に入りリバウンド基調が強まってきている。週間形状では上値を抑えられていた13週、26週線をクリアしてきており、1月につけた年初来高値を意識したトレンドを形成。また、週足の一目均衡表では、ここにきて雲上限を上放れてきており、基準線などもクリアしてきている。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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