ラクオリア創薬---選択的ナトリウムチャネル遮断薬が日本にて特許査定
[14/06/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
創薬ベンチャーのラクオリア創薬<4579>は28日、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の1つ(TTX-S遮断薬としてのアリールアミド誘導体)が日本で特許査定を受けたと発表した。今回の特許査定により、日本での知的財産権が強化されることになる。
同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、複数の疼痛モデル動物において高い有効性を示すことが確認されている。本化合物は副作用の少ない画期的新薬として、様々な疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待される。
選択的イオンチャネル遮断薬の創製は同社の主力プロジェクトの1つであり、今回の選択的ナトリウムチャネル遮断薬は、同社の強みであるイオンチャネル活性評価と疼痛領域に関する経験を活かした成果。イオンチャネル医薬品は新しい世代に属する医薬品で、特定の箇所・疾患に強力に作用するなど従来とはまったく異なるアプローチの新薬が期待できる。今後も多くの治療用途を有するイオンチャネル創薬を進め、知的財産のポートフォリオの強化・充実を図る。
なお、特許査定とは、各国特許庁の審査によって「特許権を与える価値がある出願発明である」と判断された場合に示される評価。特許査定の後に特許料を納付することで、登録特許となり、該当する国において特許権が発生することになる。
同社は、先端科学技術を活用して、医療分野でニーズの高い疾患に対する新たな医薬品を生み出すことを目指す研究開発型の創薬企業である。独自に創出した新薬の開発化合物(低分子化合物医薬)を製薬会社等に対して導出(使用許諾契約によりライセンスアウト)することにより収益を得る。独創性の高い創薬分野において、探索研究から初期開発、導出までを一体化して進めるビジネスモデルにより効率化を図る点に特徴がある。
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