エレマテックResearch Memo(9):営業利益予想は控えめな印象、今期の為替レートに注目
[14/06/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■2015年3月期の考え方
2015年3月期について同社は売上高160,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益5,600百万円(同6.7%増)、経常利益5,650百万円(同0.1%増)、当期利益4,000百万円(同3.5%増)を計画している。
エレマテック<2715>の新しいセグメントに基づく内訳では、Digital Electronicsが93,723百万円(前期比7.2%増)、Automotiveが14,949百万円(同22.9%増)、Broad Marketが51,328百万円(同17.0%増)となっている。
各セグメント内容としては、Digital Electronicsでアミューズメントが新規モジュール需要回復で2,173百万円増、スマホの好調持続などで電気電子部品が1,841百万円増、液晶が860百万円増を予想している。また、Broad Marketにおいてはエネルギーが1,286百万円増、重電(鉄道用コネクタなど)が1,028百万円増、インフラ(通信インフラ向け)が682百万円増などを予想している。Automotiveでは、前期に引き続いて光学部品の需要拡大やメキシコや米国での拡販が期待される。
売上高が約16,500百万円の増収予想に対して、営業利益が350百万円の増益予想にとどまるというのは、控えめな印象だ。今期の為替レートの前提が100円ということなので、これが慎重予想(同時に、今後の上振れ可能性)の重要なポイントになっていると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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2015年3月期について同社は売上高160,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益5,600百万円(同6.7%増)、経常利益5,650百万円(同0.1%増)、当期利益4,000百万円(同3.5%増)を計画している。
エレマテック<2715>の新しいセグメントに基づく内訳では、Digital Electronicsが93,723百万円(前期比7.2%増)、Automotiveが14,949百万円(同22.9%増)、Broad Marketが51,328百万円(同17.0%増)となっている。
各セグメント内容としては、Digital Electronicsでアミューズメントが新規モジュール需要回復で2,173百万円増、スマホの好調持続などで電気電子部品が1,841百万円増、液晶が860百万円増を予想している。また、Broad Marketにおいてはエネルギーが1,286百万円増、重電(鉄道用コネクタなど)が1,028百万円増、インフラ(通信インフラ向け)が682百万円増などを予想している。Automotiveでは、前期に引き続いて光学部品の需要拡大やメキシコや米国での拡販が期待される。
売上高が約16,500百万円の増収予想に対して、営業利益が350百万円の増益予想にとどまるというのは、控えめな印象だ。今期の為替レートの前提が100円ということなので、これが慎重予想(同時に、今後の上振れ可能性)の重要なポイントになっていると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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