タカショー Research Memo(2):庭での暮らし方を提案するライフスタイルメーカー
[14/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
(1)事業内容
タカショー<7590>は、ガーデニング及びエクステリア商品の企画、製造、販売を主力としている。ガーデニング用品の取り扱いでは国内最大級を誇る。「やすらぎのある空間づくり」を基本コンセプトに、人工・天然の竹木製フェンスやガーデンファニチャー、緑化資材のほか、照明器具や池・滝・噴水なども手掛けている。国内のガーデニング市場の拡大、環境や精神的豊かさを重視する意識の変化等も追い風としながら、庭での暮らし方を提案するライフスタイルメーカーとして業容を拡大してきた。また、国内のみならず、海外への販路拡大も積極的であり、欧州、アジア、オセアニアへも展開し、同社の成長を後押ししている。
商品カテゴリー別売上高は、「ガーデンフェンス」「庭園資材」「照明器具」「池・滝・噴水」「その他」の5つに分類される。主力商品である「エバーアートウッド(人工竹木フェンス)」等を中心としたガーデンフェンスと、ガーデンファニチャーや日除け商品などを含む庭園資材の構成比が高い。また、最近、大きく伸びている照明器具が3番目の柱に育っている。
販売ルート別(単体)には、ハウスメーカーやエクステリア施行業者など向け「プロユース」、ホームセンターなどへの卸売を中心とした一般消費者向け「ホームユース」のほか、「e-コマース・通信販売」「輸出」に分かれる。「プロユース」向けが伸びており過半数を占めている。
また、海外売上高(連結)も、世界各地へ直接貿易を行っている中国を中心に伸びており、2014年1月期の海外売上比率は13.1%(前期は9.0%)に上昇している。
生産拠点は国内と中国に有する。国内は、プロユース向けの主力商品を生産しており、製造子会社のガーデンクリエイト(和歌山県海南市)、徳島ガーデンクリエイト(徳島県吉野川市)を中心に、2013年12月には栃木県鹿沼市にガーデンクリエイト関東を設立し、首都圏の基盤強化と生産能力の増強を図った。また、中国では、ホームユース向けの商品を中心に生産し、日本を含め、世界各地へ輸出している。
同社グループは、連結子会社は18社(国内9社、欧州2社、中国6社、オーストラリア1社)と関連会社3社(国内1社、中国2社)で構成される。国内子会社は、プロユース向け商品の製造・販売を中心として、企画から製造、販売、サービスまでグループ一体となって幅広いソリューションが提供できる体制を構築している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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