ティア Research Memo(5):顧客ニーズを十分把握することで最適なプランを提案
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)増減要因分析
ティア<2485>の売上高の主な増収要因は新規出店効果(+226百万円)と既存店の葬儀単価の上昇(+108百万円)、FC事業の増収(+45百万円)によるもの。当第2四半期累計での新規出店は、直営店で3店舗(名古屋市内2店舗、大阪1店舗)となり、3月末で39店舗と前年同期比で6店舗増加した。店舗数の増加によって、葬儀件数は前年同期比5.1%増の3,731件となった。また、葬儀単価についても、受注を担当する葬儀アドバイザーの増員(8名→9名)や祭壇セットプランの見直しを行ったことなどで、前年同期比1.8%上昇した。葬儀アドバイザーとは、葬儀の際に発生する費用に関して、顧客の希望ニーズを十分把握し、最適なプランを提案する専門スタッフのことを指し、葬儀件数の7割程度をカバーしている。
既存店舗の状況をみると、葬儀件数が前年同期0.8%減と減少したものの、葬儀単価が同2.8%増となったことで、売上高は同2.0%増収となっている。
経常利益の主な増減要因をみると、売上の増収効果で112百万円、原価率の改善効果で24百万円の増益要因となり、広告宣伝費の増加(+44百万円)や人件費の増加(+42百万円)を吸収し、前年同期比で51百万円の増益となった。売上原価の内訳をみると、仕入単価を見直したことで、商品原価率が39.3%と前年同期比で1.9ポイント低下し、原価率の低減に大きく寄与したことがわかる。雑費率が上昇したが、これは主に新規出店に伴う固定費の増加や前期に稼働した物流センターの固定費増が要因となっている。
事業セグメント別の収益動向をみると、葬祭事業の売上高は前年同期比6.0%増の4,729百万円、営業利益は同4.0%増の885百万円と増収増益に、また、FC事業に関しては売上高が前年同期比45.3%増の144百万円、営業利益が同53.6%増の23百万円と2ケタの増収増益となった。FC事業が伸びた要因としては、3月末のFC出店店舗数が33店舗と前年同期比で3店舗増加し、ロイヤリティ収入が順調に拡大したことが挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
<FA>
(2)増減要因分析
ティア<2485>の売上高の主な増収要因は新規出店効果(+226百万円)と既存店の葬儀単価の上昇(+108百万円)、FC事業の増収(+45百万円)によるもの。当第2四半期累計での新規出店は、直営店で3店舗(名古屋市内2店舗、大阪1店舗)となり、3月末で39店舗と前年同期比で6店舗増加した。店舗数の増加によって、葬儀件数は前年同期比5.1%増の3,731件となった。また、葬儀単価についても、受注を担当する葬儀アドバイザーの増員(8名→9名)や祭壇セットプランの見直しを行ったことなどで、前年同期比1.8%上昇した。葬儀アドバイザーとは、葬儀の際に発生する費用に関して、顧客の希望ニーズを十分把握し、最適なプランを提案する専門スタッフのことを指し、葬儀件数の7割程度をカバーしている。
既存店舗の状況をみると、葬儀件数が前年同期0.8%減と減少したものの、葬儀単価が同2.8%増となったことで、売上高は同2.0%増収となっている。
経常利益の主な増減要因をみると、売上の増収効果で112百万円、原価率の改善効果で24百万円の増益要因となり、広告宣伝費の増加(+44百万円)や人件費の増加(+42百万円)を吸収し、前年同期比で51百万円の増益となった。売上原価の内訳をみると、仕入単価を見直したことで、商品原価率が39.3%と前年同期比で1.9ポイント低下し、原価率の低減に大きく寄与したことがわかる。雑費率が上昇したが、これは主に新規出店に伴う固定費の増加や前期に稼働した物流センターの固定費増が要因となっている。
事業セグメント別の収益動向をみると、葬祭事業の売上高は前年同期比6.0%増の4,729百万円、営業利益は同4.0%増の885百万円と増収増益に、また、FC事業に関しては売上高が前年同期比45.3%増の144百万円、営業利益が同53.6%増の23百万円と2ケタの増収増益となった。FC事業が伸びた要因としては、3月末のFC出店店舗数が33店舗と前年同期比で3店舗増加し、ロイヤリティ収入が順調に拡大したことが挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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