ティア Research Memo(7):今後も収益の着実な拡大によって財務体質改善へ
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(4)財務状況について
2014年3月末のティア<2485>の財務状況は表の通りで、総資産残高は前期末比380百万円増加の8,884百万円となった。主な増加要因は新規出店に伴う有形固定資産の増加(+231百万円)や利益増に伴う現預金の増加(+129百万円)となっている。一方、負債は有利子負債が25百万円減少したものの、未払法人税の増加(+86百万円)や買掛金の増加(+52百万円)により前期末比116百万円増加の5,748百万円となった。純資産は利益剰余金の増加により同263百万円増加の3,136百万円となった。
経営指標をみると、安全性を示す自己資本比率やD/Eレシオはいずれも改善し、流動比率も目安となる100%を下回るものの前期末比では改善が進んだ。有利子負債の水準は引き続き高水準ではあるものの、同社の事業が安定した収益を見込めるビジネスモデルとなっていること、当面の設備投資はキャッシュフローの範囲内で収まることなどから、現状よりさらに拡大する可能性は低い。このため、今後も収益の着実な拡大によって、財務体質の改善も進むものと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(4)財務状況について
2014年3月末のティア<2485>の財務状況は表の通りで、総資産残高は前期末比380百万円増加の8,884百万円となった。主な増加要因は新規出店に伴う有形固定資産の増加(+231百万円)や利益増に伴う現預金の増加(+129百万円)となっている。一方、負債は有利子負債が25百万円減少したものの、未払法人税の増加(+86百万円)や買掛金の増加(+52百万円)により前期末比116百万円増加の5,748百万円となった。純資産は利益剰余金の増加により同263百万円増加の3,136百万円となった。
経営指標をみると、安全性を示す自己資本比率やD/Eレシオはいずれも改善し、流動比率も目安となる100%を下回るものの前期末比では改善が進んだ。有利子負債の水準は引き続き高水準ではあるものの、同社の事業が安定した収益を見込めるビジネスモデルとなっていること、当面の設備投資はキャッシュフローの範囲内で収まることなどから、現状よりさらに拡大する可能性は低い。このため、今後も収益の着実な拡大によって、財務体質の改善も進むものと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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