エイティング---スマホ向けの自社オリジナルゲームアプリを今夏リリースへ
[14/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
エイティング<3785>は、業務用ゲームソフト開発会社としてスタート。現在は受託開発を中心にWiiUやPS3などの据置型ゲーム機と、ニンテンドー3DSやPSPなどの携帯型ゲーム機向けのソフト開発事業を展開している。受託開発では、開発費のほかに販売本数に応じたロイヤリティを受け取るビジネスモデル。以前はi-mode等ケータイ向けコンテンツプロバイダーとして自社アプリを配信していた。近年は、ソーシャルアプリ、スマホ向けネイティブアプリの受託開発にも力を入れており、多くのタイトルの開発運営をおこなっている。代表作となるiOS向けネイティブアプリ『テトリスRモンスター』(配信元:エレクトロニック・アーツ株式会社)もこの会社の開発運営実績となっている。
2014年9月期の第2四半期累計業績は、売上高が、予定していた複数の大型受託案件が急遽取り止めになるなどの影響を受け、前年同期比13.2%減の10.40億円、損益面については、売上高の減少等が響いて、営業利益が同71.9%減の0.78億円、経常利益が同72.3%減の0.79億円、純利益が同79.9%減の0.43億円となった。
下期には、自社オリジナル作品のリリースに向けて、初期開発及びマーケティングの費用等の先行発生を見込むため、通期業績予想は、売上高が前期比18.1%減の20.42億円、営業損益が0.80億円の赤字(前期は5.07億円の黒字)、経常損益が0.79億円の赤字(同5.19億円の黒字)、純損益が0.68億円の赤字(同3.51億円の黒字)を見込んでいる。
なお、6月16日には、スマートフォン向け自社オリジナルゲームアプリ『激突!ブレイク学園』を2014年夏に配信予定と発表している。iOS/Android向けに配信される基本プレイ無料、アイテム課金制のタイトルであり、今後の業績への貢献が期待される。
今後は、従来の安定的な事業に加え「自社コンテンツ開発配信」を行うことで、ビジネスモデル強化を図るとしている。
<FA>