高木証券 Research Memo(6):2011年3月期をボトムに業績は回復基調を辿る
[14/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(1)過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、他の証券会社同様、株式市場の影響により、2009年3月期から2012年3月期まで同社の業績も苦戦が続いた。特に、2011年3月期には行政処分の影響も重なり、高木証券<8625>の業績も大きく落ち込んだが、2012年3月期以降は、経営改革の進展と株式市場の回復により、同社業績も回復基調にある。
財務面では、財務の健全性を示す自己資本比率は50〜60%台の高い水準を維持している。また、証券会社に対する自己資本規制比率も428.7%(2014年3月期個別)を確保しており、規制で定められている120%以上を大きく上回っている。一方、資本効率を示す自己資本利益率は、収益力の回復に伴い9.4%にまで上昇している(2014年3月期)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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