ミロク情報 Research Memo(7):15/3期も企業向けリプレースと新規開拓で増収増益へ
[14/07/01]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■決算動向
(3)2015年3月期の業績見通し
ミロク情報サービス<9928>の2015年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比2.3%増の22,590百万円、営業利益が同5.4%増の2,520百万円、経常利益が同4.8%増の2,540百万円、当期純利益が同8.7%増の1,510百万円と4期連続の増収増益となる見通し。
会計事業所向け売上高は、引き続きリプレース需要が減少することで、前期比12.9%減と2ケタ減収を見込むが、中堅・中小企業向けERPシステムがリプレース需要に加えて、新規顧客開拓の拡販効果もあり、同9.0%増収と引き続き業績をけん引する見通しだ。また、サービス収入も契約件数の増加に伴い、同2.9%増と着実な増加を見込んでいる。
2015年3月期は新規顧客開拓を進めるため、営業・サポート要員の増強に加えて、テレビCMや企業向け販促セミナーなどを積極的に開催していく計画となっている。また、社員の人材育成、パートナー企業への販売支援などにも注力する。このため、販売管理費は前期比で7.7%増となり、販管費率では54.0%と前期から2.7ポイントの上昇を見込んでいる。一方で、売上総利益率は65.2%と前期比3.1ポイントの改善を見込んでおり、営業利益率では11.2%と引き続き10%以上の収益性を確保していく見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>









SEO関連




