ダイナムジャパンHD Research Memo(10):成長戦略の着実な実行によって収益拡大を目指す
[14/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務分析と業績動向
(3)2015年3月期について
ダイナムジャパンホールディングス(06889/HK)は2015年3月期の業績予想を公表していない。業界環境としては景気回復などの面で追い風はあるものの楽観視はできない状況が続くと考えている。個人所得の増加はプラスだが顧客層の高齢化が進む一方、若年層の新規流入の動きは鈍い状況が続くと思われる。
同社自身としては、前述した成長戦略の着実な実行によって収益拡大を目指すことになろう。すなわち、ゆったり館業態による新規出店、従来型店舗と信頼の森からの業態転換で収入を伸ばし、ローコストオペレーションの徹底で経費削減を進め営業利益を確保する戦略だ。
新規出店数については、年間40店舗を掲げているが、前年同様、30店舗程度とみるのが現実的な想定だと考えている。コスト面ではPB機導入の本格化やパーソナルシステムの活用度の深堀り、中古機活用の拡大などに期待がかかる。
消費増税の影響は、今のところは出ていない。というのもパチンコ店側では同社も含めて、貸玉料に転嫁していないためだ。ただ、景品の値上げ等で業績へのネガティブインパクトを吸収している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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(3)2015年3月期について
ダイナムジャパンホールディングス(06889/HK)は2015年3月期の業績予想を公表していない。業界環境としては景気回復などの面で追い風はあるものの楽観視はできない状況が続くと考えている。個人所得の増加はプラスだが顧客層の高齢化が進む一方、若年層の新規流入の動きは鈍い状況が続くと思われる。
同社自身としては、前述した成長戦略の着実な実行によって収益拡大を目指すことになろう。すなわち、ゆったり館業態による新規出店、従来型店舗と信頼の森からの業態転換で収入を伸ばし、ローコストオペレーションの徹底で経費削減を進め営業利益を確保する戦略だ。
新規出店数については、年間40店舗を掲げているが、前年同様、30店舗程度とみるのが現実的な想定だと考えている。コスト面ではPB機導入の本格化やパーソナルシステムの活用度の深堀り、中古機活用の拡大などに期待がかかる。
消費増税の影響は、今のところは出ていない。というのもパチンコ店側では同社も含めて、貸玉料に転嫁していないためだ。ただ、景品の値上げ等で業績へのネガティブインパクトを吸収している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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