アクトコール Research Memo(7):下期以降の収益回復で財務改善の見込み
[14/08/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務状況と株主還元策
(1)財務状況
アクトコール<6064>の2014年5月末の財務状況は表のとおりで、総資産残高は前期末比757百万円増の4,094百万円だった。流動資産で未収入金(+154百万円)や立替金(+125百万円)の増加があったほか、固定資産では不動産開発事業にかかる土地(+156百万円)及び投資有価証券(+227百万円)などが増加した。
一方、負債は前期末比855百万円増の3,660百万円だった。主な増加要因は有利子負債(+690百万円)の増加による。純資産に関しては、利益剰余金の減少(-110百万円)により、前期末比98百万円減の434百万円となった。
経営指標を見ると、不動産再開発投資による有利子負債の増加や業績の一時的な悪化によって自己資本比率が10.1%に低下し、また短期的な支払余力を示す流動比率も目安となる100%を下回っている。ただ、前述したように下期以降は収益が回復に転じる見通しで、財務体質の改善も進むと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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