コニシ Research Memo(6):工事請負事業と化学品データベース事業が中心、塗料事業は売却済み
[14/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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■会社概要
(2)事業内容
○その他
コニシ<4956>のその他事業の2014年3月期の業績は、売上高が前期比11.5%増の8,841百万円、営業利益が同29.2%増の640百万円、営業利益率が7.2%であった。売上高の84.3%は子会社のボンドエンジニアリング等で手掛ける工事請負事業で、橋梁やトンネル等、社会インフラとなる構築物の補修・改修工事、あるいは耐震化工事を請け負う事業である。次いで、ミクニペイントで製造販売する塗料事業が7.6%、日本ケミカルデータベースが行っている化学品のデータベース事業が7.0%、その他が1.1%となっている。なお2014年1月30日付けでミクニペイントの株式の90%を他社へ売却したため、2015年3月期からはミクニペイントは連結対象外となる。
化学品データベース事業とは、SDS(Safety Data Sheet)と呼ばれる化学物資の規制情報や有害性等の情報を網羅したデータベースを顧客の依頼を受けて作成して提供する事業である。具体的には、すべての化学品を販売する際には、メーカーは必ず危険性、有害性を示すように法律で定められているが、一企業でそれをすべて網羅するのは難しく、同社のデータベースを使うことによって簡単に入手したい情報が得られるという仕組みになっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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