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イーブックイニシアティブジャパン<3658>は、国内有数の電子書籍総合書店「eBookJapan」を運営。WindowsPC、Macのパソコン、iPad／iPhone／iPod touch、Android、Windows Phoneのスマートフォン・タブレット、といった幅広い端末で利用できる。また、同社独自の「トランクルーム」により、購入した電子書籍を端末故障から守り、端末容量を圧迫せず、複数端末で読むことが出来る。取扱書籍は20万冊以上におよび、業界最多の品揃えを誇るコミックや、東洋文庫をはじめとする価値ある読み物を多く扱っている。そのほか、パートナー企業の電子書籍販売サイトに対して、電子書籍の画像データを提供。電子書籍配信サービスを補完する事業として、書籍の電子化受託事業、電子書籍配信プラットフォームの受託開発事業等を手掛けている。

足元の業績では2015年1月期第2四半期（14年2-7月）決算は、売上高が23.66億円、営業利益が2.12億円、経常利益が2.13億円、四半期純利益が1.26億円だった。電子書籍配信は、コミックの強化とともに一般書籍の拡充にも力をいれた結果、7月末時点の取扱い数は、240,050冊（内訳：男性漫画54,180冊、女性漫画49,650冊、総合図書124,740冊、その他11,480冊）となった。15年1月期は、売上高が50.70億円、営業利益が2.98億円、経常利益が2.97億円、純利益が1.78億円を見込んでいる。

電子書籍市場は今後も堅調な市場の拡大が見込まれている。また、電子書籍を閲覧する端末においても、高精細で画面サイズの大きいスマートフォンやタブレット端末から、機能を制限した安価な端末まで登場し、端末の選択肢が広がることで利用者の裾野の拡大が見込まれている。



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