ブイキューブ Research Memo(1):業績拡大基調が継続、国内・海外市場開拓で更なる成長へ
[14/10/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ブイキューブ<3681>(以下、同社)の主力事業は、クラウドを使ったWeb会議を中心とした「ビジュアルコミュニケーション」であり、国内及びアジアで急速に事業を伸ばしている。Web会議だけでなく、オンラインセミナー、営業支援、遠隔教育などユーザーのニーズに適した幅広い製品を取り揃えているのが特色。
2014年12月期第2四半期(1-6月)の連結業績は売上高1,733百万円(前年同期比54.9%増)、営業利益107百万円(同229.9%増)、経常利益83百万円(同99.5%増)、四半期純利益31百万円(同20.8%減)となった。進行中の2014年12月期の業績は売上高4,705百万円(前期比86.3%増)、営業利益527百万円(同90.6%増)、経常利益534百万円(同102.6%増)、当期純利益322百万円(同40.1%増)と予想している。下期偏重の利益予想だが、クラウド型であることから、達成は可能と思われる。
同社は中期戦略の柱として「国内シェアの拡大と潜在市場の開拓」「アジアを中心とする海外展開の拡大」「B2B2C型のプラットフォームモデルの展開」の3つを掲げている。国内、海外市場ともに依然として開拓余地が大きく、今後の進捗は大いに注目される。
■Check Point
・第2四半期決算は売上高+54.9%、営業益+229.9%の増収増益
・「Web会議」導入企業はごく一部、国内潜在市場は大きい
・未展開国の開拓と既存市場への営業リソース投入で海外売上拡大へ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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