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FISCOアプリの「ランキング」タブで「値下がり率上位」をタッチすると、東証全市場の下落率ランキングワースト20が一覧できます。記事執筆時点（2014年10月20日13時00時点）では日経225採用銘柄が全て上昇するなど大型株を中心に強い一日となっていますが、値下がり率上位の銘柄では20％超の下げを見せている銘柄が続出しています。

フィスコアナリストの田代昌之は、「先週、指数が急落しているなか買われていたテーマ株が総崩れしている」と指摘しています。「外部環境の改善を背景に大型株中心に買戻しが入る一方、短期資金の流入で盛り上がっていたテーマ株はきつい下落となっている。とりわけ、本日下げている銘柄の多くはエボラ出血熱関連の一角としてハヤされていた銘柄。こうした銘柄は思惑的な売買が中心となることで、全体相場が好転すると利益確定の売りが入りやすい。」とコメントしています。

一方、田代は「エボラ出血熱の関連銘柄は高いテーマ性を有していることから、全体相場の上げが一服となれば関心は再び高まると思われる。エボラ出血熱の感染拡大が収束したわけではないことから、FISCOアプリの“テーマ”欄にある“エボラ熱関連”銘柄への関心は引き続き高めておきたい。」とも述べています。

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