メディア工房 Research Memo(7):14/8期は単体業績では過去最高の売上高、営業利益を更新
[14/11/20]
提供元:株式会社フィスコ
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■決算概要
(2)2014年8月期決算の概要
2014年8月期のメディア工房<3815>の連結業績は、売上高が前期比1.5%増の2,482百万円、営業利益が同6.3%減の645百万円、経常利益が同8.2%減の633百万円、当期純利益が同17.8%減の327百万円と増収ながら減益となった。ブランド事業など新規事業の立ち上げに伴う費用増が収益を圧迫した。一方、コンテンツ事業が堅調であった単体業績では、過去最高の売上高、営業利益を更新している。
事業別売上高を見ると、主力のコンテンツ事業では、フィーチャーフォン向けの落ち込みをスマートフォン向けの伸びでカバーする状況が続くなかで増収を確保した。また、ブランド事業や電話占い事業などの新規事業もわずかながら増収に寄与した。なお、コンテンツ事業は、迅速に取り組んできたスマートフォン対策が奏功して、年間を通じたスマートフォン向け売上高がフィーチャーフォン向けを上回る状況となったことから、今後はスマートフォン向けを中心に再び成長を加速するフェーズに入るものとみられる。
利益面では、新規事業の立ち上げに伴う費用増から減益となり、セグメントの営業利益率も26.0%に低下したが、依然として高い水準を確保している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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