ミロク情報サービス Research Memo(7):新規顧客の開拓で15/3期も増収増益へ
[15/01/08]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■決算動向
(3)2015年3月期の業績見通し
ミロク情報サービス<9928>の2015年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比2.3%増の22,590百万円、営業利益が同5.4%増の2,520百万円、経常利益が同4.9%増の2,540百万円、当期純利益が同8.7%増の1,510百万円と4期連続の増収増益を見込み、営業利益率は11.2%と更なる高収益体質を目指している。
期初計画を据え置いた格好となっているが、第2四半期までの進捗率で見ると、売上高が49.9%、経常利益が52.7%といずれも直近3年間の平均進捗率(売上高48.5%、経常利益47.5%)を上回っており、9月末の受注残高が4ヶ月を超えて豊富にあること、足元の受注動向も堅調に推移していることから判断すると、上振れの公算は大きいと弊社ではみている。
システム導入契約売上高の販売先別では、会計事業所向けが買い替え需要の一巡で下期は売上が落ち込むとみている一方、中堅・中小企業向けERPシステムは新規顧客開拓の拡販効果が期待できることから、更なる増加を見込んでいる。新規顧客開拓に向けては、7月からテレビCMを新たに開始し、認知度向上に向けた取り組みを進めているほか、8月には東京・大手町に事務所を新たに開設し、都心エリアの営業強化を進めている。こうした販売施策の効果が下期から出てくるとみている。また、ストック型ビジネスであるサービス収入についても、新規顧客の開拓が進むことで、拡大基調が続く見通しとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
(3)2015年3月期の業績見通し
ミロク情報サービス<9928>の2015年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比2.3%増の22,590百万円、営業利益が同5.4%増の2,520百万円、経常利益が同4.9%増の2,540百万円、当期純利益が同8.7%増の1,510百万円と4期連続の増収増益を見込み、営業利益率は11.2%と更なる高収益体質を目指している。
期初計画を据え置いた格好となっているが、第2四半期までの進捗率で見ると、売上高が49.9%、経常利益が52.7%といずれも直近3年間の平均進捗率(売上高48.5%、経常利益47.5%)を上回っており、9月末の受注残高が4ヶ月を超えて豊富にあること、足元の受注動向も堅調に推移していることから判断すると、上振れの公算は大きいと弊社ではみている。
システム導入契約売上高の販売先別では、会計事業所向けが買い替え需要の一巡で下期は売上が落ち込むとみている一方、中堅・中小企業向けERPシステムは新規顧客開拓の拡販効果が期待できることから、更なる増加を見込んでいる。新規顧客開拓に向けては、7月からテレビCMを新たに開始し、認知度向上に向けた取り組みを進めているほか、8月には東京・大手町に事務所を新たに開設し、都心エリアの営業強化を進めている。こうした販売施策の効果が下期から出てくるとみている。また、ストック型ビジネスであるサービス収入についても、新規顧客の開拓が進むことで、拡大基調が続く見通しとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>