テラ---「バクセル(R)」の局所再発胃がんに対する症例報告、英国学術誌にて発表
[15/01/09]
提供元:株式会社フィスコ
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テラ<2191>は8日、同社が提供する樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」について、局所再発胃がんに対する症例報告が、英国の腫瘍外科専門学術誌である「World Journal of Surgical Oncology」(2014年第12巻390項)に掲載されたと発表。
今回の症例報告は、医療法人社団医創会 セレンクリニック名古屋における、胃がん手術後再発症例になる。本症例は、高度な肺気腫により根治手術ができず、また、内視鏡的粘膜切除術も印環細胞がんであるために当時の基準で適応外と判断された症例。抗がん剤は副作用により継続ができなかったために、WT1ペプチド等を用いた樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の腫瘍内局所投与が施行された。
なお、本症例では、樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の内視鏡を用いた投与が計7回行われ、最終投与から1ヶ月後に腫瘍は縮小し、組織生検の結果ではがん細胞の消失が確認された。さらにその後、寛解状態(がんが完全に消失)が30ヶ月間続いた。今回の報告は、肺疾患のため手術ができない再発胃がん患者に対して、樹状細胞ワクチン療法の腫瘍内局所投与が著効した初めての症例報告になる。
同社は、東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がんワクチンの一つである「樹状細胞ワクチン療法」(免疫細胞療法)など、細胞医療に関する技術・ノウハウの提供、及び研究開発を事業とし、現在、がん治療用の再生医療等製品として樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の薬事承認取得を目指している。
<TM>
今回の症例報告は、医療法人社団医創会 セレンクリニック名古屋における、胃がん手術後再発症例になる。本症例は、高度な肺気腫により根治手術ができず、また、内視鏡的粘膜切除術も印環細胞がんであるために当時の基準で適応外と判断された症例。抗がん剤は副作用により継続ができなかったために、WT1ペプチド等を用いた樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の腫瘍内局所投与が施行された。
なお、本症例では、樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の内視鏡を用いた投与が計7回行われ、最終投与から1ヶ月後に腫瘍は縮小し、組織生検の結果ではがん細胞の消失が確認された。さらにその後、寛解状態(がんが完全に消失)が30ヶ月間続いた。今回の報告は、肺疾患のため手術ができない再発胃がん患者に対して、樹状細胞ワクチン療法の腫瘍内局所投与が著効した初めての症例報告になる。
同社は、東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がんワクチンの一つである「樹状細胞ワクチン療法」(免疫細胞療法)など、細胞医療に関する技術・ノウハウの提供、及び研究開発を事業とし、現在、がん治療用の再生医療等製品として樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の薬事承認取得を目指している。
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