オプティム<3694>2年連続国内SaaS型MDM市場シェアNo.1
[15/01/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』1月19日放送において、オプティム<3694>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、創業以来、すべての人々が等しくインターネットのもたらす創造性・便利さを享受できるようサポートするプロダクトの開発に尽力している。同社の属する情報通信市場は、様々な端末の普及とともにサービスの多様化や高度化が急速に進んでいる。このような市場環境の中、同社はスマートフォン、タブレット、PCなど様々なネット端末に対応したマネジメントサービス(管理、運用サービス)、ITサポートサービスの提供を中心に事業を展開している。
■事業構成を
(1)クラウドデバイスマネジメントサービス
スマートフォン、タブレット、PCなど、ネットワーク上の様々なデバイスをクラウド上で包括的に管理し、組織内の運用管理、資産管理やセキュリティポリシーの設定などを様々なデバイスに対して包括的に行うことができるソリューションである「Optimal Biz」及び「Optimal Biz forMobile」を提供する。
これらは、パートナー企業を通じての提供や、パートナー企業のOEMサービスとして提供されており、同社は端末数に応じたライセンス料を受領している。このような法人企業向けのサービスに加えて、近年では、文教市場においても、運用管理の効率化、端末紛失のリスクや学校内外での利用ポリシーの変更などデバイスマネジメントの必要性が顕在化してきており、同社製品が佐賀県内の全県立高校の新入生向けに正式導入されるなど、文教分野への提供も広がってきている。
(2)リモートマネジメントサービス
主力製品である「Optimal Remote」はネットワークデバイス画面の共有及び遠隔操作を可能とする通信事業者等向けのユーザーサポート支援ツールである。「OptimalRemote」を活用することで、通信事業者等のヘルプデスクからユーザーの端末を遠隔操作することが可能となる他、サーバーの遠隔メンテナンスなど、様々なシーンで柔軟な対応が可能となる。
(3)サポートサービス
ネットワーク上の各種デバイスのトラブルを自動検知して修復する「OptimalDiagnosis & Repair」、電話サポートの状況問診時間を大幅に短縮する「OptimalCode」やルーターを自動設定する「Optimal Setup」を通信事業者等向けに提供しており、導入の際の機能追加に係るカスタマイズ料やライセンス料を受領している。
■業績及び、足元の動向
2015年3月期の業績は、売上高が前期比18.3%増の20.2億円、経常利益が同159.0%増の2.9億円と増収増益の見通しとなっている。
同社の属する情報通信市場では、足元で、スマートフォン、タブレットがより一層の普及期を迎えるなかで、セキュリティに対する懸念やデバイス管理の必要性がより一層高まっている。同社の成長分野であるクラウドデバイスマネジメントサービスでは、昨年に続き「Optimal Biz for Mobile」が2年連続国内SaaS型MDM市場シェアNo.1を獲得した。
同事業分野においても知的財産戦略の強化、Wi-Fiのアクセスポイントによってセキュリティレベル・運用管理を行える「Zone Management」テクノロジーに代表される独自技術開発、新しいOS・端末への即時対応・タブレット・スマートフォン・PC以外のデバイスへの対応も強化し、企業内にある全ての端末をマネジメントすることをコンセプトに製品開発を行なってきた。同サービスは、これまで中小企業でスマートフォン、タブレット導入が進んでいたのに加え、大企業や官公庁、文教分野での本格導入が進んだことにより、1社あたりの管理台数が大幅に増加した。
■株価動向
昨年11月に上場来高値34700円をつけた後は利益確定売りが入ったものの、昨年12月19010円をボトムとした反発が見られる。5日線に沿った上昇で足元の上値抵抗レベルの28000円を足元クリアしている。上値抵抗突破で上へのバイアスが強まる可能性もあろう。値動きの大きさなども材料に個人投資家を中心とした物色が強まると想定。また、100株単位ということから最小投資資金として300万円必要な状況のため、足元の株価の強さの背景には株式分割への思惑的な動きも入っている可能性がある。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、創業以来、すべての人々が等しくインターネットのもたらす創造性・便利さを享受できるようサポートするプロダクトの開発に尽力している。同社の属する情報通信市場は、様々な端末の普及とともにサービスの多様化や高度化が急速に進んでいる。このような市場環境の中、同社はスマートフォン、タブレット、PCなど様々なネット端末に対応したマネジメントサービス(管理、運用サービス)、ITサポートサービスの提供を中心に事業を展開している。
■事業構成を
(1)クラウドデバイスマネジメントサービス
スマートフォン、タブレット、PCなど、ネットワーク上の様々なデバイスをクラウド上で包括的に管理し、組織内の運用管理、資産管理やセキュリティポリシーの設定などを様々なデバイスに対して包括的に行うことができるソリューションである「Optimal Biz」及び「Optimal Biz forMobile」を提供する。
これらは、パートナー企業を通じての提供や、パートナー企業のOEMサービスとして提供されており、同社は端末数に応じたライセンス料を受領している。このような法人企業向けのサービスに加えて、近年では、文教市場においても、運用管理の効率化、端末紛失のリスクや学校内外での利用ポリシーの変更などデバイスマネジメントの必要性が顕在化してきており、同社製品が佐賀県内の全県立高校の新入生向けに正式導入されるなど、文教分野への提供も広がってきている。
(2)リモートマネジメントサービス
主力製品である「Optimal Remote」はネットワークデバイス画面の共有及び遠隔操作を可能とする通信事業者等向けのユーザーサポート支援ツールである。「OptimalRemote」を活用することで、通信事業者等のヘルプデスクからユーザーの端末を遠隔操作することが可能となる他、サーバーの遠隔メンテナンスなど、様々なシーンで柔軟な対応が可能となる。
(3)サポートサービス
ネットワーク上の各種デバイスのトラブルを自動検知して修復する「OptimalDiagnosis & Repair」、電話サポートの状況問診時間を大幅に短縮する「OptimalCode」やルーターを自動設定する「Optimal Setup」を通信事業者等向けに提供しており、導入の際の機能追加に係るカスタマイズ料やライセンス料を受領している。
■業績及び、足元の動向
2015年3月期の業績は、売上高が前期比18.3%増の20.2億円、経常利益が同159.0%増の2.9億円と増収増益の見通しとなっている。
同社の属する情報通信市場では、足元で、スマートフォン、タブレットがより一層の普及期を迎えるなかで、セキュリティに対する懸念やデバイス管理の必要性がより一層高まっている。同社の成長分野であるクラウドデバイスマネジメントサービスでは、昨年に続き「Optimal Biz for Mobile」が2年連続国内SaaS型MDM市場シェアNo.1を獲得した。
同事業分野においても知的財産戦略の強化、Wi-Fiのアクセスポイントによってセキュリティレベル・運用管理を行える「Zone Management」テクノロジーに代表される独自技術開発、新しいOS・端末への即時対応・タブレット・スマートフォン・PC以外のデバイスへの対応も強化し、企業内にある全ての端末をマネジメントすることをコンセプトに製品開発を行なってきた。同サービスは、これまで中小企業でスマートフォン、タブレット導入が進んでいたのに加え、大企業や官公庁、文教分野での本格導入が進んだことにより、1社あたりの管理台数が大幅に増加した。
■株価動向
昨年11月に上場来高値34700円をつけた後は利益確定売りが入ったものの、昨年12月19010円をボトムとした反発が見られる。5日線に沿った上昇で足元の上値抵抗レベルの28000円を足元クリアしている。上値抵抗突破で上へのバイアスが強まる可能性もあろう。値動きの大きさなども材料に個人投資家を中心とした物色が強まると想定。また、100株単位ということから最小投資資金として300万円必要な状況のため、足元の株価の強さの背景には株式分割への思惑的な動きも入っている可能性がある。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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