オプト---14年12月期は営業利益3.4倍、M&Aによるのれん償却費負担が増加
[15/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
オプト<2389>は29日、2014年12月期(1-12月)決算を発表。売上高が前期比0.9%減の669.84億円、営業利益が同3.4倍の44.71億円、経常利益が同3.7倍の40.67億円、純利益が同1.8倍の10.92億円だった。売上高はほぼ期初想定通りに進捗したが、営業利益・経常利益・純利益については、前回発表予想を下った。新規事業投資が当初想定よりも長引きコストが増加したほか、M&Aによるのれん償却費負担の増加などで、営業利益が想定を下回った。
なお、同社の注力分野でもあり積極投資を行っている動画関連分野やオムニチャネル等の新分野が急速に成長しつつあることから、同社は当会計年度を「投資の年」と位置付け、積極的な投資を行った。
具体的には第1四半期では、動画配信プラットフォームを提供するスキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社、オムニチャネルソリューションを提供する株式会社コネクトム(新規設立)、及び検索連動型広告を運用する株式会社サーチライフを連結の対象に。第2四半期には、インターネット関連業務全般を手掛ける株式会社ライトアップ及びWEBマーケティングコンサル、コミュニケーションメディア事業を展開する株式会社デジミホの株式を取得し連結化。また第3四半期では、スマートデバイスのネイティブ広告を開発・提供する株式会社グルーバー(新規設立)を連結対象とするなど、M&Aを積極的に進めた。
15年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.0%増の690.00億円、営業利益が同73.2%増の12.00億円、経常利益が同82.8%減の7.00億円、純利益が同81.7%減の2.00億円としている。引き続きeマーケティングバリューチェーンの構築、利益率の改善に向けた投資を15年度も継続・強化する方針。
また、14年12月期末を基準とする配当について、1株あたり13円とすることを決定。前期の上場記念配15円を除くと、普通株としては5円の増配となる。今期の年間配当は未定。
<AK>
なお、同社の注力分野でもあり積極投資を行っている動画関連分野やオムニチャネル等の新分野が急速に成長しつつあることから、同社は当会計年度を「投資の年」と位置付け、積極的な投資を行った。
具体的には第1四半期では、動画配信プラットフォームを提供するスキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社、オムニチャネルソリューションを提供する株式会社コネクトム(新規設立)、及び検索連動型広告を運用する株式会社サーチライフを連結の対象に。第2四半期には、インターネット関連業務全般を手掛ける株式会社ライトアップ及びWEBマーケティングコンサル、コミュニケーションメディア事業を展開する株式会社デジミホの株式を取得し連結化。また第3四半期では、スマートデバイスのネイティブ広告を開発・提供する株式会社グルーバー(新規設立)を連結対象とするなど、M&Aを積極的に進めた。
15年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.0%増の690.00億円、営業利益が同73.2%増の12.00億円、経常利益が同82.8%減の7.00億円、純利益が同81.7%減の2.00億円としている。引き続きeマーケティングバリューチェーンの構築、利益率の改善に向けた投資を15年度も継続・強化する方針。
また、14年12月期末を基準とする配当について、1株あたり13円とすることを決定。前期の上場記念配15円を除くと、普通株としては5円の増配となる。今期の年間配当は未定。
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