《新興市場銘柄ダイジェスト》:DMPがストップ高、エン・ジャパンが大幅反発
[15/02/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
DMP<3652>:2518円(前日比+500円)
ストップ高と連日の急伸。先週末に発表した第3四半期決算は、累計赤字幅が前年同期比で拡大となっているが、7日に発表したリリースが買い材料として受け止められているもよう。ベクターグラフィックス対応のGPUコア「ant200」が車載機器向け製品に採用されたと発表している。製品提供分野の広がりに伴う今後の収益回復が期待される格好のようだ。
エン・ジャパン<4849>:1687円(同+62円)
大幅反発。SMBC日興証券では投資評価「1」、今後6-12ヶ月の目標株価2400円を継続している。3Qは新卒採用事業を前期で終了した影響により見た目の数字が悪い決算となったが、想定通りであり、ネガティブに捉える必要はないとの見解を示している。株価は12月安値とのダブルボトム形成を意識。一目均衡表では転換線をクリアしており、雲のねじれがおきている1815円辺りを意識か。
ブイキューブ<3681>:1665円(同+90円)
続伸。1/30高値1942円をピークに調整をみせていたが、25日線が支持線として機能する格好でリバウンドをみせてきている。一目均衡表では上値抵抗だった雲下限を突破してきており、遅行スパンは上方転換シグナルを発生させている。ロボット技術研究のRapyuta Robotics(ラピュータ社)への出資を背景に、ドローン(小型無人飛行機)で撮影した映像をリアルタイムで視聴できるサービスなどの開発を共同で行う予定。
BEENOS<3328>:4040円(同+440円)
大幅反発で2006年5月(分割修正)以来の4000円を回復している。日本製品に対する海外からの需要の高まりを受けて、Eコマース事業が好調。観光庁によると、14年に外国人観光客が日本で買い物や宿泊に使ったお金は2兆305億円と伝えられるなか、訪日関連への物色に向かわせている面もありそうだ。
データセクション<3905>:1039円(同+38円)
買い一巡後は上げ幅縮小へ。ネット上のわいせつな画像を自動的に排除できる「不適切画像フィルタリングサービス」の提供を開始したと発表。NTTコムウェアと商用化に向けたトライアルを開始するとしている。このニュースを受けて、朝方は強い値動きが見られたものの、25日線手前で失速。戻り待ちの売り圧力が強い展開となっている。
医学生物<4557>:503円(同+80円)
ストップ高。JSRが株式公開買付を実施すると発表、TOB価格の600円に鞘寄せを目指す動きとなっている。JSRは現在、発行済み株式数の33.18%を保有する筆頭株主であるが、連結子会社化を目的として株式を買い増す方針。買付予定数の上限は同17.82%に当たる467万4000株としている。抽選漏れリスクはあるものの、高いプレミアムを妙味に買い物が集まる展開となっている。
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