健康コーポレーション<2928> RIZAP海外戦略、夢展望子会社化で成長拡大へ
[15/02/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』2月16日放送において、健康コーポレーション<2928>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&A を積極的に活用しながら事業領域を拡大させている。現状は、美容・健康関連(健康食品の通信販売とパーソナル・トレーニングジムの「RIZAP (ライザップ)」)、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業部門で構成されている。
■2015年3月期業績
2015年3月期の第3四半期(14年4-12月)決算は、売上高が前年同期比83.6%増の283.65億円、営業利益が同6.1倍の14.02億円、経常利益が同2.5倍の12.10億円、純利益が同40.8%減の11.72億円だった。引き続き、パーソナルトレーニング事業「RIZAP(ライザップ)」が業績を牽引。第4四半期及び来期に向けた広告宣伝活動において計画を上回る先行投資を行ったが、第3四半期は四半期ベースで過去最高の営業利益を達成。第3四半期累計期間の利益水準は当初予想を大幅に上回った。
15年3月期の通期については、売上高が前期比55.0%増の370.62億円、営業利益が同79.0%増の20.18億円、経常利益が同48.2%増の19.31億円、純利益が同57.3%減の11.53億円と、5月に発表した計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期純利益は101.6%と超過達成だが、第4四半期も引き続き来期に向けた広告宣伝費に積極的な投資を計画しているため、予想を据え置いている。
■新中期経営計画「COMMIT 2020」の策定
経営目標として「自己投資産業グローバルNo.1ブランド」の達成を掲げる。また数値目標としては、21年3月期に売上高3,000億円、営業利益350億円の達成を目指す。
現中期経営計画が約1年での早期達成の道筋が見えてきていることから、新たな中期経営計画を策定している。個別戦略では、「医療分野への進出」として、高度医療知識と当社ノウハウの融合による新たなサービスの創出、医療機関の患者・受診者様に向けた健康サービスの提供。「海外への本格進出」として、RIZAPを軸に海外進出を加速、北米/欧州/アジア/中東での展開、進出地域ブランド認知70%超。「成長基盤の一層の強化」として、マーケティング戦略強化による顧客基盤の拡大、高付加価値化による生涯にわたって顧客に利用して頂けるサービスの提供、経営基盤の継続強化を掲げる。
また数値目標としては、17年3月期に、売上高1,000億円、営業利益100億円を、21年3月期に売上高3,000億円、営業利益350億円の達成を目指す。
■夢展望子会社化
東証マザーズに上場の衣料品販売に特化したインターネット販売事業を展開する夢展望<3185>を子会社化すると発表。夢展望との資本業務提携契約の締結及びそれに伴う第三者割当増資の引受けによる子会社化を決議。
RIZAPは現時点で20代〜50代の世代が顧客層の大部分を構成しており、さらに全顧客の6割を占める女性では、20〜35歳の若年層の顧客が6割近くを占めている。この世代では、スマートフォンを通じた問い合わせが年々拡大しており、スマートフォンを通じた集客の重要性が年々高まるなか、スマートフォンを通じたプロモーション活動の一層の強化は、重要な事業戦略となっている。
これまでエンジェリーベ、馬里邑(まりむら)、アンティローザの子会社化に伴い、アパレル関連事業の業容を拡大してきた。ただし、現状売上のほとんどが実店舗により構成されるため、夢展望の有するインターネットやスマートフォン等を通じた販売ノウハウにより積極的な商品展開が可能となり、双方の企業価値向上を図ることができると考えた。
■SDエンターテイメントとのシナジー
子会社のSDエンターテイメント<4650>が『SDフィットネス中期ビジョン〜健康コーポレーショングループとのシナジー強化〜』を策定。シナジー効果が一番期待でき、今後の市場成長も期待できるSDエンター社のフィットネス事業の中期ビジョンとして「売上100億円達成」を掲げている。
■新株予約権TIP・2015モデル発行
第三者割当による第1回〜第3回新株予約権(第三者割当て)(行使価額修正選択権付・ターゲット・イシュー・プログラム「TIP・2015 モデル」)の発行を発表。
資金調達の特徴は、将来の株価上昇を見込み、同社が希望する目標株価(ターゲット価格)を行使価額として設定した新株予約権で、株価の上昇局面において効率的で有利な資金調達が実現可能である。また、1株当たり利益の希薄化による株価インパクトを分散していることで、同社株式の投資家にも配慮している。
資金調達のイメージは、行使条件は期間2年以内で、第1回:株価1,300円で2,000,000株、第2回:株価1,600円で1,600,000株、第3回:株価2,000円で1,200,000株となる。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&A を積極的に活用しながら事業領域を拡大させている。現状は、美容・健康関連(健康食品の通信販売とパーソナル・トレーニングジムの「RIZAP (ライザップ)」)、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業部門で構成されている。
■2015年3月期業績
2015年3月期の第3四半期(14年4-12月)決算は、売上高が前年同期比83.6%増の283.65億円、営業利益が同6.1倍の14.02億円、経常利益が同2.5倍の12.10億円、純利益が同40.8%減の11.72億円だった。引き続き、パーソナルトレーニング事業「RIZAP(ライザップ)」が業績を牽引。第4四半期及び来期に向けた広告宣伝活動において計画を上回る先行投資を行ったが、第3四半期は四半期ベースで過去最高の営業利益を達成。第3四半期累計期間の利益水準は当初予想を大幅に上回った。
15年3月期の通期については、売上高が前期比55.0%増の370.62億円、営業利益が同79.0%増の20.18億円、経常利益が同48.2%増の19.31億円、純利益が同57.3%減の11.53億円と、5月に発表した計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期純利益は101.6%と超過達成だが、第4四半期も引き続き来期に向けた広告宣伝費に積極的な投資を計画しているため、予想を据え置いている。
■新中期経営計画「COMMIT 2020」の策定
経営目標として「自己投資産業グローバルNo.1ブランド」の達成を掲げる。また数値目標としては、21年3月期に売上高3,000億円、営業利益350億円の達成を目指す。
現中期経営計画が約1年での早期達成の道筋が見えてきていることから、新たな中期経営計画を策定している。個別戦略では、「医療分野への進出」として、高度医療知識と当社ノウハウの融合による新たなサービスの創出、医療機関の患者・受診者様に向けた健康サービスの提供。「海外への本格進出」として、RIZAPを軸に海外進出を加速、北米/欧州/アジア/中東での展開、進出地域ブランド認知70%超。「成長基盤の一層の強化」として、マーケティング戦略強化による顧客基盤の拡大、高付加価値化による生涯にわたって顧客に利用して頂けるサービスの提供、経営基盤の継続強化を掲げる。
また数値目標としては、17年3月期に、売上高1,000億円、営業利益100億円を、21年3月期に売上高3,000億円、営業利益350億円の達成を目指す。
■夢展望子会社化
東証マザーズに上場の衣料品販売に特化したインターネット販売事業を展開する夢展望<3185>を子会社化すると発表。夢展望との資本業務提携契約の締結及びそれに伴う第三者割当増資の引受けによる子会社化を決議。
RIZAPは現時点で20代〜50代の世代が顧客層の大部分を構成しており、さらに全顧客の6割を占める女性では、20〜35歳の若年層の顧客が6割近くを占めている。この世代では、スマートフォンを通じた問い合わせが年々拡大しており、スマートフォンを通じた集客の重要性が年々高まるなか、スマートフォンを通じたプロモーション活動の一層の強化は、重要な事業戦略となっている。
これまでエンジェリーベ、馬里邑(まりむら)、アンティローザの子会社化に伴い、アパレル関連事業の業容を拡大してきた。ただし、現状売上のほとんどが実店舗により構成されるため、夢展望の有するインターネットやスマートフォン等を通じた販売ノウハウにより積極的な商品展開が可能となり、双方の企業価値向上を図ることができると考えた。
■SDエンターテイメントとのシナジー
子会社のSDエンターテイメント<4650>が『SDフィットネス中期ビジョン〜健康コーポレーショングループとのシナジー強化〜』を策定。シナジー効果が一番期待でき、今後の市場成長も期待できるSDエンター社のフィットネス事業の中期ビジョンとして「売上100億円達成」を掲げている。
■新株予約権TIP・2015モデル発行
第三者割当による第1回〜第3回新株予約権(第三者割当て)(行使価額修正選択権付・ターゲット・イシュー・プログラム「TIP・2015 モデル」)の発行を発表。
資金調達の特徴は、将来の株価上昇を見込み、同社が希望する目標株価(ターゲット価格)を行使価額として設定した新株予約権で、株価の上昇局面において効率的で有利な資金調達が実現可能である。また、1株当たり利益の希薄化による株価インパクトを分散していることで、同社株式の投資家にも配慮している。
資金調達のイメージは、行使条件は期間2年以内で、第1回:株価1,300円で2,000,000株、第2回:株価1,600円で1,600,000株、第3回:株価2,000円で1,200,000株となる。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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