アールテック・ウエノ---ウノプロストンの第3相臨床試験を終了、販売承認に向けた取り組みは継続
[15/03/10]
提供元:株式会社フィスコ
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創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>は9日、網膜色素変性の治療薬として開発中の「ウノプロストン(開発コード UF-021)」の第3相臨床試験終了と解析結果を発表。データ解析結果(速報)では、無作為化二重遮蔽比較試験においては、主要評価項目でプラセボ群との群間比較で統計学的な有意差は得られなかった。ただ、UF-021点眼群のみの結果では、主要評価項目及び視力は治療前後で改善が確認できたほか、VFQ-25(自覚症状に関するアンケート調査)においては、プラセボ群との群間比較で、統計学的に有意に抑制したことが認められたという。
これにより同社は、UF-021単群のオープン試験である継続投与期の終了を決定したが、同薬の安全性については既に第1相及び第2相臨床試験で確認されていることから、今後のオープン試験(安全性試験)の必要性は高くないものと判断したもよう。
なお、ウノプロストンは、2014年11月に厚生労働省よりオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)に指定され、製造販売承認審査手続きでの優先審査や、国からの研究開発費の助成などで国からの優遇措置が付与されている。同社は引き続き、承認申請を得るための取り組みは続ける方針。
アールテック・ウエノは、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業。緑内障・高眼圧症治療薬である「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬にかかる開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立している点が特徴。また、無配が多い創薬ベンチャー企業の中で、高い配当性向を維持している。
<AK>
これにより同社は、UF-021単群のオープン試験である継続投与期の終了を決定したが、同薬の安全性については既に第1相及び第2相臨床試験で確認されていることから、今後のオープン試験(安全性試験)の必要性は高くないものと判断したもよう。
なお、ウノプロストンは、2014年11月に厚生労働省よりオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)に指定され、製造販売承認審査手続きでの優先審査や、国からの研究開発費の助成などで国からの優遇措置が付与されている。同社は引き続き、承認申請を得るための取り組みは続ける方針。
アールテック・ウエノは、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業。緑内障・高眼圧症治療薬である「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬にかかる開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立している点が特徴。また、無配が多い創薬ベンチャー企業の中で、高い配当性向を維持している。
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