ボルテージ Research Memo(6):サスペンスアプリは一定のファンを獲得も、予想を下回る収益に
[15/03/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■サスペンスアプリの再生シナリオ
(1)足元の状況
ボルテージ<3639>がこれまでに投入したサスペンスアプリは、『生存率0%! 地下鉄からの脱出』(2013年5月ローンチ)、前作を大幅バージョンアップした『新・生存率0%! 地下鉄からの脱出』(2014年4月ローンチ)と『ゴシップライター 〜消えたアイドルを救え!〜』(2014年9月ローンチ)の2作だ。日本語市場でのサスペンスアプリ・ランキングからもわかるように、両アプリともにトップ10に入っており、一定のファンを獲得することには成功している。しかし、ビジネスとしては同社が当初期待していた収益規模には至らなかった。
同社はサスペンスアプリが軌道に乗らなかった要因として、長期継続率と課金率の2つを挙げている。ダウンロード数が一定数あり、ストーリーに対するユーザーの評価が高かったにも関わらずこれら2つの数値が予想を大きく下回ったということは、ユーザーをしっかりグリップする商品設計やマネタイズの仕組みが作れていなかったことを意味している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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