ホットリンク Research Memo(5):ソリューションサービスは好調に推移、SaaSサービスはやや鈍化
[15/04/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)サービス別売上動向
○SaaSサービス
SaaSサービスの売上高は前期比4.2%増の749百万円と従来の2ケタ成長ペースからやや鈍化する格好となった。「クチコミ@係長」、「e-mining」ともに新規受注は順調に拡大したものの、短期利用者の契約終了や解約などがあり、稼働社数が前期末比で微増にとどまったためだ。
短期利用者で契約終了した企業の多くは中堅、中小企業などで、試用で導入したケースが大半を占める。こうした企業ではまだ、ホットリンク<3680>のツールを使いこなして、経営戦略に活かしていくだけの人的リソースや組織体制などが整備されていないところが多く、結果的に、短期利用のみでサービスを終了するケースが多かったとみられる。ただ、こうした現象は2009年頃に大企業が同ツールを導入し始めた頃の現象と相似しており、同社ではいずれ中堅規模以下の企業でも、ソーシャルメディアの分析ツールを利活用する社内の体制整備が進み、稼働社数の増加ペースも再び加速化していくものとみている。
○ソリューション事業
ソリューションサービスの売上高は、前期比25.6%増の272百万円と好調に推移した。このうちデータプラットフォームサービスの売上高は、ソーシャルメディアデータの応用領域拡大と、各領域のエンタープライズ・ソフトウェアのソーシャル化が進むなかで、営業体制の強化を図った効果もあり、好調に推移した。一方、コンサルティングサービスも大企業を中心にソーシャルメディアの分析ニーズが高まってきたことで、順調に拡大した。ただ、いずれも市場環境の変化が会社想定よりも緩やかであったことから、期初の会社計画からは下回ることとなった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)サービス別売上動向
○SaaSサービス
SaaSサービスの売上高は前期比4.2%増の749百万円と従来の2ケタ成長ペースからやや鈍化する格好となった。「クチコミ@係長」、「e-mining」ともに新規受注は順調に拡大したものの、短期利用者の契約終了や解約などがあり、稼働社数が前期末比で微増にとどまったためだ。
短期利用者で契約終了した企業の多くは中堅、中小企業などで、試用で導入したケースが大半を占める。こうした企業ではまだ、ホットリンク<3680>のツールを使いこなして、経営戦略に活かしていくだけの人的リソースや組織体制などが整備されていないところが多く、結果的に、短期利用のみでサービスを終了するケースが多かったとみられる。ただ、こうした現象は2009年頃に大企業が同ツールを導入し始めた頃の現象と相似しており、同社ではいずれ中堅規模以下の企業でも、ソーシャルメディアの分析ツールを利活用する社内の体制整備が進み、稼働社数の増加ペースも再び加速化していくものとみている。
○ソリューション事業
ソリューションサービスの売上高は、前期比25.6%増の272百万円と好調に推移した。このうちデータプラットフォームサービスの売上高は、ソーシャルメディアデータの応用領域拡大と、各領域のエンタープライズ・ソフトウェアのソーシャル化が進むなかで、営業体制の強化を図った効果もあり、好調に推移した。一方、コンサルティングサービスも大企業を中心にソーシャルメディアの分析ニーズが高まってきたことで、順調に拡大した。ただ、いずれも市場環境の変化が会社想定よりも緩やかであったことから、期初の会社計画からは下回ることとなった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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