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クリレスHD Research Memo(1):M&Aを通じた「グループ連邦経営」で高い成長性を実現

注目トピックス 日本株

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>はショピングセンター内のレストラン及びフードコートの運営を主力とするとともに、M&Aにより獲得した居酒屋業態や飲食店業態も展開している。集客力の高い立地へのこだわりとそれぞれの立地環境(地域特性や顧客属性、競合状況等)に見合った業態の組み合わせによるマルチブランド・マルチロケーション戦略に特徴があり、それが同社の主力事業を支えてきた。現在の店舗数は約170業態で616店舗となっている。また、最近では、駅前好立地での24時間営業により人気業態となっている海鮮居酒屋など、積極的なM&Aを通じて成長性のある業態を同社成長に取り込む「グループ連邦経営」により高い成長性を実現しており、同社は新たな成長フェーズに入ったとみられる。

2015年2月期の業績は、売上高が前期比32.0%増の69,309百万円、経常利益が同15.5%増の4,383百万円と大幅な増収増益となり、過去最高の売上高及び各利益を更新した。2014年2月期に資本提携したSFPダイニング<3198>(居酒屋業態を運営)が期初から業績貢献するとともに、想定を上回る新規出店により増収に大きく寄与した。利益面でも、円安の影響を含めた食材価格の高騰に加えて、新規出店に伴う開業費用やのれん償却費の増加などがあったものの、増収により吸収することで増益となった。

2016年2月期の業績予想について同社は、売上高が前期比18.3%増の82,000百万円、経常利益が同39.1%増の6,100百万円と引き続き大幅な増収増益を見込んでいる。居酒屋業態の新規出店が想定以上に好調であることなどから、2017年2月期を最終年度とする中期経営計画を1年前倒しで達成する見通しとなった。

同社は、成長スピードが当初の計画よりも加速される可能性が高くなったことから、新たに2018年2月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。(1)国内グループ事業会社の持続的成長、(2)良質な国内M&Aの実施、(3)グローバル展開の促進により、2018年2月期の店舗数824店舗、売上高108,000百万円(3年間の平均成長率15.9%)、経常利益9,000百万円(同27.1%)と高い成長率の実現を目指している。また、資本効率を示すROEも20%以上の水準を維持していく方針である。

特に、好調な海鮮居酒屋業態による積極的な店舗数の拡大が同社の成長をけん引する計画である。また、主力事業についても新設されるショッピングセンターや既存ショッピングセンターのテナント入れ替えなどをターゲットとして出店余地は十分にあることから着実な伸びを見込んでいる。一方、M&Aについては今後も重要な成長戦略として取り組むものの、計数目標の中には織り込んでいないため、案件成立の時期や規模によっては業績の上振れ要因となる可能性に注意する必要がある。

■Check Point
・マルチブランド・マルチロケーション戦略で様々なニーズに対応
・16年2月期も増収増益見込み、好調な「磯丸水産」の順調な出店を継続
・成長スピードの加速で中期経営計画は1年前倒しの達成を見込む

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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