パイプドビッツ Research Memo(6):従業員の戦力化と強い引き合いで2016年2月期も目標達成へ
[15/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)2016年2月期(通期予想)
進行中の2016年2月期は、売上高4,000百万円(前年比26.0%増)、営業利益820百万円(同31.2%増)、経常利益820百万円(同29.2%増)、当期純利益490百万円(同31.6%増)が予想されている。
既述のようにパイプドビッツ<3831>のビジネスモデルはストック型であること、主力となるPaaSはさらに発展が期待できること、年間のアカウントの解約率は2~3%程度にとどまっていること、さらに製品に対する引き合い自体は強含みであることなどから判断して、この目標が達成される可能性は高そうだ。
また既述のように2015年2月期に大量採用した人員(119名)が既に戦力化しつつあり、この事実も2016年2月期はプラス要因である。また2016年2月期も約75名(前期末従業員数260名))の採用を計画している。上記の予想はこれらの人件費増を見込んだうえでの数値であり、言い換えれば経費についてはかなり余裕を持った予算であると言え、収益面での大きな下振れがない限り目標利益達成の可能性はこの点からも高そうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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