ティーガイア Research Memo(8):スマホを基軸とした成長戦略に取り組む
[15/05/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(2)新たな取り組み
ティーガイア<3738>の2014年の国内携帯電話市場におけるスマートフォン比率は販売ベースで72.4%となっているが、契約ベースでは52.3%にとどまっている。このため、スマートフォンに関しては依然として有望な潜在市場が存在し、タブレット端末を含めたスマートデバイスは引き続き成長が見込まれる。
こうした市場変化を見据えて、同社では全社スローガンとして「スマホワールドの実現」を掲げ、スマートフォンを基軸とした成長戦略に取り組んできた。実際2015年3月期のスマートフォン販売比率は73.2%と、業界平均を上回る実績を残している模様。
今期はこの戦略を一層推進していくため、社内にスマートライフ事業本部を新設した。アクセサリー等のスマートデバイス関連商材や、決済サービス事業など従来、別の組織で展開してきた事業を同事業本部に集中することで、スマートフォン等関連事業の更なる拡充を推進していく方針。
また、もう1つの新たな取り組みとして、携帯ショップ等の販売スタッフの教育・研修機関TGアカデミーを分社化し、今年4月に人材派遣サービス大手のジェイコムホールディングス<2462>の子会社であるジェイコム(株)と合弁で (株)キャリアデザイン・アカデミー(以下CDA、ティーガイアの出資比率は80%)を設立した。
CDAでは両社が蓄積してきた教育・研修ノウハウを融合し、携帯電話販売業界を中心に、法人顧客に対して高品質な教育・研修サービスを提供していく計画となっている。携帯ショップにおいてスマートフォンの高機能化やサービスの多様化が進む中、携帯電話ショップの担う役割はより大きくなってきている。スタッフのスキルによって販売店の生産性が大幅に左右される環境となっており、今まで以上に教育・研修の重要性が高まっているとも言える。
将来的には携帯電話販売にとどまらず、様々なリテールビジネスに携わる企業に顧客層を広げ、収益源の多様化に寄与する見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)新たな取り組み
ティーガイア<3738>の2014年の国内携帯電話市場におけるスマートフォン比率は販売ベースで72.4%となっているが、契約ベースでは52.3%にとどまっている。このため、スマートフォンに関しては依然として有望な潜在市場が存在し、タブレット端末を含めたスマートデバイスは引き続き成長が見込まれる。
こうした市場変化を見据えて、同社では全社スローガンとして「スマホワールドの実現」を掲げ、スマートフォンを基軸とした成長戦略に取り組んできた。実際2015年3月期のスマートフォン販売比率は73.2%と、業界平均を上回る実績を残している模様。
今期はこの戦略を一層推進していくため、社内にスマートライフ事業本部を新設した。アクセサリー等のスマートデバイス関連商材や、決済サービス事業など従来、別の組織で展開してきた事業を同事業本部に集中することで、スマートフォン等関連事業の更なる拡充を推進していく方針。
また、もう1つの新たな取り組みとして、携帯ショップ等の販売スタッフの教育・研修機関TGアカデミーを分社化し、今年4月に人材派遣サービス大手のジェイコムホールディングス<2462>の子会社であるジェイコム(株)と合弁で (株)キャリアデザイン・アカデミー(以下CDA、ティーガイアの出資比率は80%)を設立した。
CDAでは両社が蓄積してきた教育・研修ノウハウを融合し、携帯電話販売業界を中心に、法人顧客に対して高品質な教育・研修サービスを提供していく計画となっている。携帯ショップにおいてスマートフォンの高機能化やサービスの多様化が進む中、携帯電話ショップの担う役割はより大きくなってきている。スタッフのスキルによって販売店の生産性が大幅に左右される環境となっており、今まで以上に教育・研修の重要性が高まっているとも言える。
将来的には携帯電話販売にとどまらず、様々なリテールビジネスに携わる企業に顧客層を広げ、収益源の多様化に寄与する見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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