船井総研HD Research Memo(12):M&Aや業務提携を駆使して積極展開
[15/06/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略
○コンサルティング周辺事業の強化
今後の事業領域としては、経営コンサルティング事業を中核としながら、コンサルティング周辺事業へ事業領域を拡充し、より高品質で、より総合的なコンサルティングサービスの提供をめざす。コンサルティング周辺事業は、成長実行支援、人材開発支援、再生実行支援の3つの領域に分類される。成長実行支援領域として、ロジスティクス・IT・コンタクトセンターのグループ会社を加え、体制が充実しつつある。人材開発支援領域では、業界別専門コンサルタントによる業界の特性や現場を熟知した採用・人材育成コンサルティングサービス商品の充実を図っている。再生実行支援領域の体制構築は、前出のみらいコンサルティンググループとの業務提携などにより現在進行中である。アプローチとしては、業務提携やM&Aを含めて積極的に検討する方針だ。
再生実行支援領域の取り組みの一環として、2015年3月にみらいコンサルティンググループと提携が合意された。会計・税務、法務、人事・労務などの専門家集団であるみらいコンサルティンググループと業績向上に強みを持つ船井総研ホールディングス<9757>が、相互に補完し合うというものだ。M&Aの例をあげると、企業価値を上げるプレディールから合併後のポストディールまで一貫したコンサルティングサービスの提供が可能になる。協業の取組みが具体化し、どの程度のインパクトになるのか注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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○コンサルティング周辺事業の強化
今後の事業領域としては、経営コンサルティング事業を中核としながら、コンサルティング周辺事業へ事業領域を拡充し、より高品質で、より総合的なコンサルティングサービスの提供をめざす。コンサルティング周辺事業は、成長実行支援、人材開発支援、再生実行支援の3つの領域に分類される。成長実行支援領域として、ロジスティクス・IT・コンタクトセンターのグループ会社を加え、体制が充実しつつある。人材開発支援領域では、業界別専門コンサルタントによる業界の特性や現場を熟知した採用・人材育成コンサルティングサービス商品の充実を図っている。再生実行支援領域の体制構築は、前出のみらいコンサルティンググループとの業務提携などにより現在進行中である。アプローチとしては、業務提携やM&Aを含めて積極的に検討する方針だ。
再生実行支援領域の取り組みの一環として、2015年3月にみらいコンサルティンググループと提携が合意された。会計・税務、法務、人事・労務などの専門家集団であるみらいコンサルティンググループと業績向上に強みを持つ船井総研ホールディングス<9757>が、相互に補完し合うというものだ。M&Aの例をあげると、企業価値を上げるプレディールから合併後のポストディールまで一貫したコンサルティングサービスの提供が可能になる。協業の取組みが具体化し、どの程度のインパクトになるのか注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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