メディカル・データ・ビジョン---患者自身が診療情報を保管・閲覧できるサービス「カルテコ」の提供開始
[15/06/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
医療情報のネットワーク化を手掛けるメディカル・データ・ビジョン<3902>は22日、患者が自身の診療情報の一部を保管・閲覧できるサービス「カルテコ」を、全国に先がけ、北九州市の医療法人浜田病院で提供開始した。
インフォームド・コンセントの浸透に伴い、医師が患者に対して治療法や薬の内容について十分に説明を行う一方、患者も納得して医療を選ぶためには、自身の診療情報を把握することが重要になっている。厚生労働省の通知「診療情報の提供等に関する指針」、また、個人情報保護法において、自己の個人情報の開示請求に対応することは個人情報を登録・記録する事業者の義務であるともいえる。一方、患者自身が時系列にまとまった自身の診療情報を保管・閲覧する仕組みがこれまで未発達であるため、過去の治療内容などを把握したうえで診療の選択をすることは難しいのが現状。
同社がサービス提供を開始した「カルテコ」は、医療機関が導入するデジタル健康ソリューション「エースビジョン」を通じて、患者が自分の診療情報の一部についてインターネットを通じて保管・閲覧できるWEBサービス。受診した医療機関情報、傷病名、検査結果、処方薬、処置・手術などを保管・閲覧できる。
同サービスを導入することで、病院側にとっても患者の積極的な診療への参加や、患者および親族と医療従事者間の、より強固な信頼関係構築の促進を図ることが可能になると期待される。
<SF>
インフォームド・コンセントの浸透に伴い、医師が患者に対して治療法や薬の内容について十分に説明を行う一方、患者も納得して医療を選ぶためには、自身の診療情報を把握することが重要になっている。厚生労働省の通知「診療情報の提供等に関する指針」、また、個人情報保護法において、自己の個人情報の開示請求に対応することは個人情報を登録・記録する事業者の義務であるともいえる。一方、患者自身が時系列にまとまった自身の診療情報を保管・閲覧する仕組みがこれまで未発達であるため、過去の治療内容などを把握したうえで診療の選択をすることは難しいのが現状。
同社がサービス提供を開始した「カルテコ」は、医療機関が導入するデジタル健康ソリューション「エースビジョン」を通じて、患者が自分の診療情報の一部についてインターネットを通じて保管・閲覧できるWEBサービス。受診した医療機関情報、傷病名、検査結果、処方薬、処置・手術などを保管・閲覧できる。
同サービスを導入することで、病院側にとっても患者の積極的な診療への参加や、患者および親族と医療従事者間の、より強固な信頼関係構築の促進を図ることが可能になると期待される。
<SF>