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タカラトミー<7867>の2015年3月期の連結業績は、売上高で前期比3.1％減の1,499.38億円、営業利益で同26.0％減の24.66億円、経常利益で同39.0％減の20.14億円、当期純損失18.17億円（前期は2.32億円の利益）となった。主な減収要因は、中核の玩具事業の強化と経営効率化を図るため、トイズユニオン(株)および(株)タツノコプロの株式を譲渡し、連結の範囲より除いたことによる影響。トイズユニオンおよびタツノコプロの株式譲渡による影響を除いた売上高は４四半期連続で前年を上回る。

国内市場では、「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」の定番商品が堅調に推移したことに加えて、アミューズメントマシン「プリパラ」(事業開始から８カ月で会員登録数は会社想定を上回る120万人突破)、「アナと雪の女王」(ドレス20万着販売)、「WIXOSS」(深夜アニメとの連動により人気を博し会社想定の６倍の販売実績)、「トランスフォーマー」(2014年夏に公開された映画が世界的にヒット)の販売が好調に推移した。競争環境の変化に対応したヒット商品を創出している。北米地域では引き続き農耕車両玩具「John Deere」が高い人気を集めるとともに、ポケモン関連商品や哺乳ビン・カップなどのフィーディング商品の販売が好調に推移。

2016年3月期の業績予想は、売上高で前期比13.4％増の1,700.00億円、営業利益で同62.2％増の40.00億円、経常利益で同63.8％増の33.00億円、当期純利益13.00億円を見込む。




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