アパマンショップ Research Memo(7):自社株買いにより優先株吸収
[15/07/01]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■株主還元策について
アパマンショップホールディングス<8889>では財務体質の改善、並びに今後の収益成長に向けた道筋が見えてきたことから、2013年9月期より復配を実施しており、2015年9月期についても1株当たり10.0円の配当を予定している。当面は安定配当を基本に考えているが、中長期的には配当性向で20〜30%の水準を目安と考えているようで、収益の拡大が続けば、増配の可能性も出てこよう。
なお、同社は2011 年にインテグラル1 号投資事業有限責任組合を割当先としてA 種優先株式を発行しており、現在は発行済み株式の25% となる535万株をインテグラルが保有(取得価格は株式分割後で275円相当)する格好となっている。株式の普通株式への転換はいつでも可能なことが、株価上昇の足かせ要因の1 つなっているとみられてきた。
2015年6月29日に、同社がインテグラルの保有株を自社株買いによって吸収していくことを決議した。発行済みのA 種優先株式を7月6日付で取得し、消却を実施する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
アパマンショップホールディングス<8889>では財務体質の改善、並びに今後の収益成長に向けた道筋が見えてきたことから、2013年9月期より復配を実施しており、2015年9月期についても1株当たり10.0円の配当を予定している。当面は安定配当を基本に考えているが、中長期的には配当性向で20〜30%の水準を目安と考えているようで、収益の拡大が続けば、増配の可能性も出てこよう。
なお、同社は2011 年にインテグラル1 号投資事業有限責任組合を割当先としてA 種優先株式を発行しており、現在は発行済み株式の25% となる535万株をインテグラルが保有(取得価格は株式分割後で275円相当)する格好となっている。株式の普通株式への転換はいつでも可能なことが、株価上昇の足かせ要因の1 つなっているとみられてきた。
2015年6月29日に、同社がインテグラルの保有株を自社株買いによって吸収していくことを決議した。発行済みのA 種優先株式を7月6日付で取得し、消却を実施する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>