神戸物産 Research Memo(3):半期ベースでは過去最高業績、経常益では期初計画を4割超上回る
[15/08/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(1) 2015年10月期の第2四半期累計業績について
神戸物産<3038>の2015年10月期の第2四半期累計(2014年11月−2015年4月)の連結業績は、売上高が前年同期比6.0%増の111,462百万円、営業利益が同48.7%増の3,117百万円、経常利益が同98.0%増の4,757百万円、四半期純利益が同262.8%増の2,365百万円と増収増益となり、半期ベースでの過去最高業績を更新した。主力の業務スーパー事業の業績が順調に拡大したことに加えて、クックイノベンチャー事業も選択と集中を進めたことで、増益に寄与した。
期初会社計画対比で見ても、営業利益が計画を9.1%下回った以外はすべて上回る格好となった。営業利益は、期中の平均為替レートが1ドル120円と会社前提レートの118円に対して円安となり、海外からの調達コストが上昇したことが下振れ要因となった。ただ、同社では為替変動リスクをヘッジするための為替予約やデリバティブ運用を行っており、当第2四半期累計では営業外で為替差益1,203百万円、デリバティブ評価益573百万円を計上し、経常利益ベースでは期初計画を41.2%上回る結果となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1) 2015年10月期の第2四半期累計業績について
神戸物産<3038>の2015年10月期の第2四半期累計(2014年11月−2015年4月)の連結業績は、売上高が前年同期比6.0%増の111,462百万円、営業利益が同48.7%増の3,117百万円、経常利益が同98.0%増の4,757百万円、四半期純利益が同262.8%増の2,365百万円と増収増益となり、半期ベースでの過去最高業績を更新した。主力の業務スーパー事業の業績が順調に拡大したことに加えて、クックイノベンチャー事業も選択と集中を進めたことで、増益に寄与した。
期初会社計画対比で見ても、営業利益が計画を9.1%下回った以外はすべて上回る格好となった。営業利益は、期中の平均為替レートが1ドル120円と会社前提レートの118円に対して円安となり、海外からの調達コストが上昇したことが下振れ要因となった。ただ、同社では為替変動リスクをヘッジするための為替予約やデリバティブ運用を行っており、当第2四半期累計では営業外で為替差益1,203百万円、デリバティブ評価益573百万円を計上し、経常利益ベースでは期初計画を41.2%上回る結果となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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