注目銘柄ダイジェスト(前場):ジグソー、神戸製鋼、アルプスなど
[15/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
アルプス<6770>:3275円(前日比-110円)
軟調。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の240億円から310億円に上方修正している。車載市場やスマホ市場向け電子部品事業がけん引する格好に。ただ、上方修正数値はほぼ市場の範囲内のものにとどまっており、インパクトは限定的のようだ。一方で、アルパインは想定以上の下方修正を発表しており、VW向けも含めて下半期以降のマイナス影響の強まりを警戒する動きが優勢に。
商船三井<9104>:287円(前日比-24円)
売り優勢。同社が筆頭株主となっている第一中央汽船が民事再生法の適用を申請することで最終調整に入ったと報じられている。同社は発行済み株式数の16.6%、6877万株を保有しているほか、優先株にも出資している。出資金の損失が見込まれるほか、中国景気減速の影響など事業環境の厳しさもあらためて意識される状況に。
神戸製鋼<5406>:128円(前日比-16円)
大幅続落。前日に発表した業績予想の下方修正がネガティブなインパクトを強めさせている。通期経常利益は950億円から650億円へ下方修正、市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、想定外の大幅下方修正と捉えられる格好に。生産トラブルや在庫評価損などの影響による鉄鋼事業のほか、建機の販売不振が下振れの主因に。JFEHDや新日鉄住金など鉄鋼大手の一角の連想売りにもつながっているようだ。
山岡家<3399>:4080円(前日比+305円)
一時4170円まで急伸。1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は10月31日。投資単位当たりの金額を引き下げることで、流動性の向上や投資家層の拡大を図るという。なお、この株式分割に伴い、株主優待制度の変更と期末配当予想の修正も併せて発表している。
ジェーソン<3080>:364(前日比+61円)
大幅に3日続伸。16年2月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の3.00億円から3.97億円(前年同期は3.31億円)、通期見通しは3.80億円から4.90億円(前期は3.69億円)へとそれぞれ引き上げた。上期については、顧客の買上個数の増加や商品利益率の改善が利益を押し上げたとしている。
SoseiG<4565>:3840円(前日比-15円)
買い先行後は伸び悩み。子会社のHeptares Therapeuticsが、米国国立衛生研究所(NIH)の一部である米国国立薬物乱用研究所(NIDA)から550万米ドルの研究開発助成金を授与されることになったと発表している。Heptares社は、この助成金を今後3年間にわたるコカイン乱用及び依存症を適応とする選択的オレキシン1(OX1)受容体拮抗薬の研究プロジェクトの運営資金の一部として活用するという。
HMT<6090>:1020円(前日比+130円)
一時ストップ高。保有する大うつ病性障害の血液バイオマーカー関連特許の通常実施権をシスメックス<6869>に対し許諾するものとし、ライセンス契約を締結したと発表している。同社とシスメックスは、同バイオマーカーのレベルを酵素法により定量する検査キット開発のため、13年8月に共同研究開発契約を締結し、共同研究を進めてきた。このライセンス契約に基づき、同社は契約一時金及びランニング・ロイヤリティを受け取る。
ジグソー<3914>:10060円(前日比+1210円)
大幅に3日続伸。ソフトバンクが提供するパロアルトネットワークス社の機器を利用したファイヤーウォールセキュリティサービスにおいて、同社が保有するオリジナル自動運用プラットフォーム「puzzle」による自動検知・自動制御サービスが採用されたと発表している。これを受けて本日の株価は、取引時間中としては8月20日以来約1ヶ月ぶりに節目の10000円を上回る場面が見られた。
<KS>
軟調。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の240億円から310億円に上方修正している。車載市場やスマホ市場向け電子部品事業がけん引する格好に。ただ、上方修正数値はほぼ市場の範囲内のものにとどまっており、インパクトは限定的のようだ。一方で、アルパインは想定以上の下方修正を発表しており、VW向けも含めて下半期以降のマイナス影響の強まりを警戒する動きが優勢に。
商船三井<9104>:287円(前日比-24円)
売り優勢。同社が筆頭株主となっている第一中央汽船が民事再生法の適用を申請することで最終調整に入ったと報じられている。同社は発行済み株式数の16.6%、6877万株を保有しているほか、優先株にも出資している。出資金の損失が見込まれるほか、中国景気減速の影響など事業環境の厳しさもあらためて意識される状況に。
神戸製鋼<5406>:128円(前日比-16円)
大幅続落。前日に発表した業績予想の下方修正がネガティブなインパクトを強めさせている。通期経常利益は950億円から650億円へ下方修正、市場コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、想定外の大幅下方修正と捉えられる格好に。生産トラブルや在庫評価損などの影響による鉄鋼事業のほか、建機の販売不振が下振れの主因に。JFEHDや新日鉄住金など鉄鋼大手の一角の連想売りにもつながっているようだ。
山岡家<3399>:4080円(前日比+305円)
一時4170円まで急伸。1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は10月31日。投資単位当たりの金額を引き下げることで、流動性の向上や投資家層の拡大を図るという。なお、この株式分割に伴い、株主優待制度の変更と期末配当予想の修正も併せて発表している。
ジェーソン<3080>:364(前日比+61円)
大幅に3日続伸。16年2月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の3.00億円から3.97億円(前年同期は3.31億円)、通期見通しは3.80億円から4.90億円(前期は3.69億円)へとそれぞれ引き上げた。上期については、顧客の買上個数の増加や商品利益率の改善が利益を押し上げたとしている。
SoseiG<4565>:3840円(前日比-15円)
買い先行後は伸び悩み。子会社のHeptares Therapeuticsが、米国国立衛生研究所(NIH)の一部である米国国立薬物乱用研究所(NIDA)から550万米ドルの研究開発助成金を授与されることになったと発表している。Heptares社は、この助成金を今後3年間にわたるコカイン乱用及び依存症を適応とする選択的オレキシン1(OX1)受容体拮抗薬の研究プロジェクトの運営資金の一部として活用するという。
HMT<6090>:1020円(前日比+130円)
一時ストップ高。保有する大うつ病性障害の血液バイオマーカー関連特許の通常実施権をシスメックス<6869>に対し許諾するものとし、ライセンス契約を締結したと発表している。同社とシスメックスは、同バイオマーカーのレベルを酵素法により定量する検査キット開発のため、13年8月に共同研究開発契約を締結し、共同研究を進めてきた。このライセンス契約に基づき、同社は契約一時金及びランニング・ロイヤリティを受け取る。
ジグソー<3914>:10060円(前日比+1210円)
大幅に3日続伸。ソフトバンクが提供するパロアルトネットワークス社の機器を利用したファイヤーウォールセキュリティサービスにおいて、同社が保有するオリジナル自動運用プラットフォーム「puzzle」による自動検知・自動制御サービスが採用されたと発表している。これを受けて本日の株価は、取引時間中としては8月20日以来約1ヶ月ぶりに節目の10000円を上回る場面が見られた。
<KS>