注目銘柄ダイジェスト(前場):ジグソー、JT、ソニーなど
[15/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ニッセンHD<8248>:211円(前日比+35円)
急伸。米ペイパルは中国の消費者に、日本企業のインターネット通販と自社の決済サービスを売り込むと報じられている。日本の商品を好む中国の消費者を取り込み、決済サービスを広げる計画のようだ。まず15社が中国向けサイトを用意すると伝わっているが、同社もその中の一社として取り上げられている。中国向けの展開急拡大などが期待される状況となっているようだ。
日産<7201>:1086円(前日比+50円)
買い優勢。全体地合いの改善に加えて、7-9月期の好業績見通しなども買い材料につながっている。シティグループ証券では、7-9月期営業利益は1930億円で前年同期比39%増、1800億円台前半のコンセンサス上振れを見込むとしている。また、野村證券でも、自動車セクターの中で、第2四半期決算の進捗率が高くポジティブな銘柄の一つと指摘しているようだ。
ソニー<6758>:2888.5円(前日比+135円)
買い優勢。全般的に地合いが好転する中で、押し目買いの動きが強まる状況となっているようだ。また、ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」、コンビクション・リスト採用でカバレッジを再開しており、手掛かり材料にもつながっている。目標株価は4200円のもよう。成長性と事業リスクのバランスは大きく改善、成長性の高いエンタテインメント事業ときわめて競争力の高い半導体事業が、事業の主体となっている企業として評価されるべきと指摘している。
JT<2914>:3663円(前日比-298円)
売り先行。米レイノルズの国外事業を6000億円で買収すると発表している。前日の段階で大まかな方向性はすでに伝わっていた内容であるが、買収金額の割高感に対する警戒感が強まる状況となっているようだ。買収金額は14年度売上高の34倍の水準であり、買収価格を正当化するのは困難との見方が多くなっている。一部では、株主還元への影響も懸念されるとの指摘もあるようだ。
NaITO<7624>:1189円(前日比+35円)
大幅反発。15年3-8月期(第2四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比25.0%増の2.98億円となり、従来予想2.80億円を上回って着地した。郡山事務所(福島県)など3拠点を開設し、コア事業である切削工具及びその周辺分野である計測や産業機器等の拡販に努めた。第1四半期(3-5月)は7.1%営業減益で推移していたこともあり、上期で大幅増益となったことがポジティブ視されているようだ。
カイオム<4583>:527円(前日比+41円)
大幅反発。同社で開発を進めているTrop-2抗体に関する特許について、カナダにおける特許付与の決定通知を受領したと発表している。本特許はヒトTROP-2を標的としたモノクローナル抗体に関するもので、現在は日本、欧州を含む各国にて特許出願中であり、これまで米国、ニュージーランド、オーストラリアで特許が成立している。本特許に関する抗体は、既に疾患モデル動物を用いた試験により顕著な抗がん活性を示すことが確認されている。
ジグソー<3914>:10730円(前日比+1230円)
連日の大幅高。同社とFFRI<3692>が、IoTセキュリティ分野における共同研究に続き、25日付で事業・販売提携したと発表している。ジグソーのオートマネジメントプラットフォーム「puzzle」のダッシュボードと、FFRIのセキュリティ情報の自動連携表示、及び標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」のオートプロモーション連携と、ジグソーセールスアライアンスプログラム(DUコンソーシアム)を通じた販売・協業の包括的な提携になる。
MRT<6034>:1495円(前日比+135円)
大幅反発。健康CP<2928>子会社のRIZAPと、医療連携事業について業務提携契約を締結したと発表している。全国55店舗を展開しているRIZAPと提携し、医療シンポジウムの共同開催等の取り組みを行うことで、まだ進出していないエリアの医療機関・医師に対する認知度を向上させ、提携医療機関及び登録会員医師を増やす。また、RIZAPに遠隔医療相談サービスを提供することで、一般企業向けサービスの更なる拡大を図る。
<KS>
急伸。米ペイパルは中国の消費者に、日本企業のインターネット通販と自社の決済サービスを売り込むと報じられている。日本の商品を好む中国の消費者を取り込み、決済サービスを広げる計画のようだ。まず15社が中国向けサイトを用意すると伝わっているが、同社もその中の一社として取り上げられている。中国向けの展開急拡大などが期待される状況となっているようだ。
日産<7201>:1086円(前日比+50円)
買い優勢。全体地合いの改善に加えて、7-9月期の好業績見通しなども買い材料につながっている。シティグループ証券では、7-9月期営業利益は1930億円で前年同期比39%増、1800億円台前半のコンセンサス上振れを見込むとしている。また、野村證券でも、自動車セクターの中で、第2四半期決算の進捗率が高くポジティブな銘柄の一つと指摘しているようだ。
ソニー<6758>:2888.5円(前日比+135円)
買い優勢。全般的に地合いが好転する中で、押し目買いの動きが強まる状況となっているようだ。また、ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」、コンビクション・リスト採用でカバレッジを再開しており、手掛かり材料にもつながっている。目標株価は4200円のもよう。成長性と事業リスクのバランスは大きく改善、成長性の高いエンタテインメント事業ときわめて競争力の高い半導体事業が、事業の主体となっている企業として評価されるべきと指摘している。
JT<2914>:3663円(前日比-298円)
売り先行。米レイノルズの国外事業を6000億円で買収すると発表している。前日の段階で大まかな方向性はすでに伝わっていた内容であるが、買収金額の割高感に対する警戒感が強まる状況となっているようだ。買収金額は14年度売上高の34倍の水準であり、買収価格を正当化するのは困難との見方が多くなっている。一部では、株主還元への影響も懸念されるとの指摘もあるようだ。
NaITO<7624>:1189円(前日比+35円)
大幅反発。15年3-8月期(第2四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比25.0%増の2.98億円となり、従来予想2.80億円を上回って着地した。郡山事務所(福島県)など3拠点を開設し、コア事業である切削工具及びその周辺分野である計測や産業機器等の拡販に努めた。第1四半期(3-5月)は7.1%営業減益で推移していたこともあり、上期で大幅増益となったことがポジティブ視されているようだ。
カイオム<4583>:527円(前日比+41円)
大幅反発。同社で開発を進めているTrop-2抗体に関する特許について、カナダにおける特許付与の決定通知を受領したと発表している。本特許はヒトTROP-2を標的としたモノクローナル抗体に関するもので、現在は日本、欧州を含む各国にて特許出願中であり、これまで米国、ニュージーランド、オーストラリアで特許が成立している。本特許に関する抗体は、既に疾患モデル動物を用いた試験により顕著な抗がん活性を示すことが確認されている。
ジグソー<3914>:10730円(前日比+1230円)
連日の大幅高。同社とFFRI<3692>が、IoTセキュリティ分野における共同研究に続き、25日付で事業・販売提携したと発表している。ジグソーのオートマネジメントプラットフォーム「puzzle」のダッシュボードと、FFRIのセキュリティ情報の自動連携表示、及び標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」のオートプロモーション連携と、ジグソーセールスアライアンスプログラム(DUコンソーシアム)を通じた販売・協業の包括的な提携になる。
MRT<6034>:1495円(前日比+135円)
大幅反発。健康CP<2928>子会社のRIZAPと、医療連携事業について業務提携契約を締結したと発表している。全国55店舗を展開しているRIZAPと提携し、医療シンポジウムの共同開催等の取り組みを行うことで、まだ進出していないエリアの医療機関・医師に対する認知度を向上させ、提携医療機関及び登録会員医師を増やす。また、RIZAPに遠隔医療相談サービスを提供することで、一般企業向けサービスの更なる拡大を図る。
<KS>