ブロンコビリー<3091>飲食業界でトップクラスの経営体質を維持
[15/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』10月15日放送において、ブロンコビリー<3091>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■会社の概要
ステーキ・ハンバーグ、サラダバーを提供する郊外型レストラン「ブロンコビリー」を、東海地方(愛知、静岡)、近畿地方(岐阜、三重、滋賀、京都)、関東地方(東京、埼玉、神奈川、千葉)の1都1府8県で、全店直営で展開しています。店舗数は9月末で94店舗となっています。
■同社の特徴について
同社の特徴は、飲食業界でトップクラスの経営体質を維持していることにあります。経常利益率は、2014年12月期まで10期連続で12%以上を維持しており、上場外食企業の売上高上位20社の平均経常利益率が5%前後で推移するなかで、際立っていることがわかります。
東海地区と関東地区に加工工場を保有し、ステーキ・ハンバーグの商品価値向上と原価低減に取り組むほか、海外現地視察と直接交渉による原材料調達先の新規開拓、製造工程の見直しも行っています。また、新商品開発と既存の商品価値向上に取り組むことで、客単価の上昇、経費に占める固定費の比率低減も図っています。牛肉輸入価格が年々上昇しているのに対して、同社の原価率は概ね26〜29%の水準で横ばい〜微増となっており、これら施策の効果となっています。また、既存店舗の活性化として、グランドメニューは年3回、サラダバーメニューは年5回の改訂を行っています。
■足元の業績は
2015年12月期の第2四半期決算は、売上高が前年同期比21.8%増の75.50億円、営業利益が同14.4%増の10.69億円、経常利益が同14.0%増の10.76億円、四半期純利益が同17.3%増の6.68億円となりました。既存店9店舗の改装や4店舗の新規出店、還元金券キャンペーンが寄与し、売上高・利益ともに過去最高を更新しました。
既存店売上高は、4、5月に行った還元金券キャンペーンの反動で6月こそ前年同月比を割り込んだものの、5月までは34ヶ月連続で100%を超えて推移。また7月は再び100%を超えて推移しています。客数未達でも品質向上と同時に値上げを行うことでカバーが出来ています。
なお、明日第3四半期決算が発表される予定です。
■通期の見通し・中長期の数値目標は
通期業績は、売上高が前期比22.6%増の160.00億円、営業利益が同24.2%増の25.00億円、経常利益が同25.8%増の25.25億円、当期純利益が同28.4%増の15.90億円を見込んでおり、過去最高業績の更新を計画しています。今期は9月までで9店舗を新規出店していますが、10〜12月でさらに6店舗を出店する計画です。
中長期の出店戦略としては、2015年12月期で100店舗を達成し、2020年に200店舗、さらには300店舗超を掲げています。東海地方、関東地方に加えて関西地方へ出店していく方針で、首都圏の出店に注力するほか、年間出店店舗数も拡大していく計画としています。
■株主還元策について
配当金と優待制度を取り入れています。配当は配当性向10〜20%を目標としており、今期は前期比3.50円増配の18.00円で配当性向は17.1%となっています。また、直近4期は増配を続けており、今後も利益成長に伴った増配が期待されます。株主優待では、6月末と12月末の株主を対象に、食事券もしくは200株以上の保有者であれば魚沼産コシヒカリのどちらかを選択して受け取ることが可能です。100株保有の場合は年3,000円分の食事券を受け取ることができ、配当金と合わせた総利回りは2%弱となります。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■会社の概要
ステーキ・ハンバーグ、サラダバーを提供する郊外型レストラン「ブロンコビリー」を、東海地方(愛知、静岡)、近畿地方(岐阜、三重、滋賀、京都)、関東地方(東京、埼玉、神奈川、千葉)の1都1府8県で、全店直営で展開しています。店舗数は9月末で94店舗となっています。
■同社の特徴について
同社の特徴は、飲食業界でトップクラスの経営体質を維持していることにあります。経常利益率は、2014年12月期まで10期連続で12%以上を維持しており、上場外食企業の売上高上位20社の平均経常利益率が5%前後で推移するなかで、際立っていることがわかります。
東海地区と関東地区に加工工場を保有し、ステーキ・ハンバーグの商品価値向上と原価低減に取り組むほか、海外現地視察と直接交渉による原材料調達先の新規開拓、製造工程の見直しも行っています。また、新商品開発と既存の商品価値向上に取り組むことで、客単価の上昇、経費に占める固定費の比率低減も図っています。牛肉輸入価格が年々上昇しているのに対して、同社の原価率は概ね26〜29%の水準で横ばい〜微増となっており、これら施策の効果となっています。また、既存店舗の活性化として、グランドメニューは年3回、サラダバーメニューは年5回の改訂を行っています。
■足元の業績は
2015年12月期の第2四半期決算は、売上高が前年同期比21.8%増の75.50億円、営業利益が同14.4%増の10.69億円、経常利益が同14.0%増の10.76億円、四半期純利益が同17.3%増の6.68億円となりました。既存店9店舗の改装や4店舗の新規出店、還元金券キャンペーンが寄与し、売上高・利益ともに過去最高を更新しました。
既存店売上高は、4、5月に行った還元金券キャンペーンの反動で6月こそ前年同月比を割り込んだものの、5月までは34ヶ月連続で100%を超えて推移。また7月は再び100%を超えて推移しています。客数未達でも品質向上と同時に値上げを行うことでカバーが出来ています。
なお、明日第3四半期決算が発表される予定です。
■通期の見通し・中長期の数値目標は
通期業績は、売上高が前期比22.6%増の160.00億円、営業利益が同24.2%増の25.00億円、経常利益が同25.8%増の25.25億円、当期純利益が同28.4%増の15.90億円を見込んでおり、過去最高業績の更新を計画しています。今期は9月までで9店舗を新規出店していますが、10〜12月でさらに6店舗を出店する計画です。
中長期の出店戦略としては、2015年12月期で100店舗を達成し、2020年に200店舗、さらには300店舗超を掲げています。東海地方、関東地方に加えて関西地方へ出店していく方針で、首都圏の出店に注力するほか、年間出店店舗数も拡大していく計画としています。
■株主還元策について
配当金と優待制度を取り入れています。配当は配当性向10〜20%を目標としており、今期は前期比3.50円増配の18.00円で配当性向は17.1%となっています。また、直近4期は増配を続けており、今後も利益成長に伴った増配が期待されます。株主優待では、6月末と12月末の株主を対象に、食事券もしくは200株以上の保有者であれば魚沼産コシヒカリのどちらかを選択して受け取ることが可能です。100株保有の場合は年3,000円分の食事券を受け取ることができ、配当金と合わせた総利回りは2%弱となります。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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