モバファク Research Memo(8):広告宣伝費を位置ゲームへ集中投資
[15/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
●2015年12月期の業績予想上方修正と第4四半期(10月−12月)以降の見通し
モバイルファクトリー<3912>の2015年12月期第3四半期(1月−9月)連結累計業績の営業利益が期初会社予想の96.2%の進捗率となった点を踏まえて、2015年12月期業績予想の上方修正(売上高1,633百万円→1,717百万円、営業利益241百万円→254百万円)を行った。
営業利益の修正幅が小幅にとどまるのは、第4四半期(10月−12月)に2016年12月期以降の位置ゲームの更なる成長を狙い、第3四半期(実績64百万円)の2.6倍の167百万円の広告宣伝費を投入することを計画しているためだ。
第4四半期(10月−12月)の取り組みをサービス別に見ると、ソーシャルアプリサービスでは、位置ゲームに集中投資を行う戦略。具体的には、「駅メモ!」のプロモーションを強化するほか、iOS版/Android版をリリースした「駅奪取」のプロモーションを11月から開始する。加えて、他社との協業による位置ゲームの新作を1タイトルリリースする予定。対照的に、スマートノベルについては、リソースを縮小、新作タイトルの投入はなく、イベント運営と他プラットフォームへの移植にとどめる計画。また、コンテンツサービスに関しても広告宣伝費をコントロールして安定した収益を上げる計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)
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