ニチアス---3期連続の増収増益を計画、配当金も連続増配を継続する予定。
[15/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ニチアス<5393>は断熱技術やシール技術、防音技術、耐火技術などに強みを持つ。製品の販売先は多岐に亘り、前期(2015年3月期)の売上高構成は、各種プラント設備向けに製品やエンジニアリングを提供するプラント向け工事・販売事業が28.8%、石油化学や鉄鋼といった基幹産業向けの製品を手掛ける工業製品事業が25.5%、半導体産業を主な販売先とする高機能製品事業が8.9%、自動車産業を主な販売先とする自動車部品事業が19.9%、ビルや住宅向けの製品を手掛ける建材事業が16.9%となっている。
2016年3月期は売上高が前期比7.0%増の1700.00億円、営業利益が同18.4%増の136.00億円と見込む。11月9日に発表した第2四半期累計決算は売上高が会社計画を3.20億円上回る813.20億円(前年同期比9.2%増)、営業利益が同9.08億円上回る67.08億円(同33.4%増)となり、3期連続の増収増益を見込む会社計画に向けて好調な着地となった。
2016年3月期は現在進行中の中期計画の最終年度。売上高は目標としてきた1700億円を達成する見通し。また、営業利益率は目標の9.4%に届かない見通しだが、着実に利益を積み上げている。配当金については、安定配当を継続する方針のもと、着実に増配を実施。2016年3月期の1株当たり配当金は前期から1.00円増配の18.00円の予定であり、復配した2009年3月期から7期連続の増配となる見通しだ。
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2016年3月期は売上高が前期比7.0%増の1700.00億円、営業利益が同18.4%増の136.00億円と見込む。11月9日に発表した第2四半期累計決算は売上高が会社計画を3.20億円上回る813.20億円(前年同期比9.2%増)、営業利益が同9.08億円上回る67.08億円(同33.4%増)となり、3期連続の増収増益を見込む会社計画に向けて好調な着地となった。
2016年3月期は現在進行中の中期計画の最終年度。売上高は目標としてきた1700億円を達成する見通し。また、営業利益率は目標の9.4%に届かない見通しだが、着実に利益を積み上げている。配当金については、安定配当を継続する方針のもと、着実に増配を実施。2016年3月期の1株当たり配当金は前期から1.00円増配の18.00円の予定であり、復配した2009年3月期から7期連続の増配となる見通しだ。
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