JCRファーマ---主力製品の売上は順調に増加中、今期は大幅増益を見込む
[15/12/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
JCRファーマ<4552>はバイオ医薬品や希少疾病用医薬品に注力している製薬会社。遺伝子組換え技術に強みがある。主力の遺伝子組換えヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」は1993年の発売以来、適応分野の拡大などによって着実に売上が増加。2010年に国産初のバイオ後続品(バイオシミラー)として発売された腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS」も順調に売上を伸ばしている。
2016年3月期は売上高が前期比5.0%増の177.00億円、営業利益が同12.7%増の22.70億円と見込む。10月30日に発表した第2四半期累計決算は売上高が前年同期比7.7%増の87.82億円、営業利益が同2.8倍の12.73億円と好調な着地。主力の「グロウジェクト」と「エポエチンアルファBS」が順調に売上を伸ばし、他には契約金の収入が増加した。
2015年6月に2020年3月期が最終年度の5カ年中期経営計画を発表。既存主力製品の売上拡大を図るとともに、新製品の発売や技術導出を含むライセンス事業の拡充、既存製品の原価低減などを進め、2020年3月期に売上高250.00億円、営業利益50.00億円を目指す。なお、2015年9月には骨髄移植後に起こる合併症の治療に使う日本初の他家由来再生医療等製品「テムセルHS注」の製造販売承認を取得。2016年2月に発売する予定であり、中期経営計画の中で業績の寄与が期待される。
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2016年3月期は売上高が前期比5.0%増の177.00億円、営業利益が同12.7%増の22.70億円と見込む。10月30日に発表した第2四半期累計決算は売上高が前年同期比7.7%増の87.82億円、営業利益が同2.8倍の12.73億円と好調な着地。主力の「グロウジェクト」と「エポエチンアルファBS」が順調に売上を伸ばし、他には契約金の収入が増加した。
2015年6月に2020年3月期が最終年度の5カ年中期経営計画を発表。既存主力製品の売上拡大を図るとともに、新製品の発売や技術導出を含むライセンス事業の拡充、既存製品の原価低減などを進め、2020年3月期に売上高250.00億円、営業利益50.00億円を目指す。なお、2015年9月には骨髄移植後に起こる合併症の治療に使う日本初の他家由来再生医療等製品「テムセルHS注」の製造販売承認を取得。2016年2月に発売する予定であり、中期経営計画の中で業績の寄与が期待される。
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