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ザインエレクトロニクス<6769>は23日、監視カメラ向けに低コスト化ソリューションの提供を始めると発表した。監視カメラ市場においては、カメラのレンズ部分の向きを変えられる可動型の製品が増加しつつある。同社のインターフェース技術であるI/OSpreaderやV-by-One®HSを用いることにより、可動部分をまたいで画像情報や制御信号を伝送するのに必要なスリップリングとよばれる高価な機構部品の数を大幅に削減することが可能になるという。

また、ザインエレクトロニクスでは、昨年6月にフルHD解像度の映像を1対のペア線ケーブルのみで長距離伝送できる高速情報伝送技術を搭載した新製品を量産出荷開始した。フルHDを1対のみのケーブルで伝送する技術は同社のみが実現している。こうした新技術を搭載した製品もセキュリティカメラ市場での伸びが期待される。



＜SF＞