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鉄建<1815> 276 -19
急落。前日に業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の41億円から15億円にまで下方修正。一部の大型工事における採算の悪化が背景となっているようだ。第3四半期までは大幅増益と順調な業績推移であったこと、建設セクターでは上方修正の動きが相次いでいることから、ネガティブなサプライズにつながっている。年間配当金は増配しているが、大幅下方修正に対する失望売りが優勢に。

東邦チタニウム<5727> 841 -89
売り優勢。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしており、ネガティブに捉えられている。円高の影響が大きいとして、業績予想を下方修正しているもよう。輸出比率が50％程度と高いため、1円／ドルの変動に対する為替感度は営業利益の3-5％程度と大きいようだ。17.3期営業利益は減益に転じるとみているもよう。

ステラケミファ<4109> 2418 +307
上げ目立つ。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2450円から3060円に引き上げている。リチウムイオン電池電解質は需給タイトな状況が続いており、原料値上がり分を容易に価格転嫁できる状況とみている。中国の電気自動車は今後数年にかけて年率30-50％のペースで需要が増加するとみられ、メリットが享受できると考えているようだ。17.3期営業利益は前期比倍増の21.5億円を予想。

日立物流<9086> 1945 +135
買い優勢。日立製作所と佐川急便を傘下に持つSGホールディングスが物流分野で資本・業務提携すると報じられている。日立製作所は同社の株式3割弱をSGに売却、同社は佐川急便株の2割を引き受けるとされている。将来的には経営統合も視野に入れているもよう。日立物流は企業から物流業務を一括受託する事業に強みがあり、佐川急便は国内宅配便市場で3割強のシェアを持ち企業間の小口配送に強いなど、補完効果も高いと捉えられる。海外事業を広げていく上でのシナジー効果などにも期待感が先行へ。

ＭＲＴ<6034>：4740円（前日比+635円）
大幅続伸。本日から信用規制が強化されているが、4月より提供開始の予定となっている遠隔診療サービス「ポケットドクター」への期待が根強く、買い優勢の展開が続いている。本日売買分から委託保証金率が70％以上（うち現金40％以上）とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を現行の50％（同20％）から70％（同40％）とした。

アクロデア<3823>：383円（前日比+28円）
大幅続伸。健康ＣＰ<2928>の連結子会社であるXioが運営するゲーム関連事業の一部を譲受けると発表している。譲受け価額は1.85億円の予定。Xioの受託開発・運営事業はこれまで幅広いジャンルで実績とノウハウを保有しており、同社のゲーム・アプリ開発・運営部門を補完することで社内リソースの効果的運用と収益性向上を図る。また、自社開発運営事業では、新規ソーシャルゲームを自社開発することでさらにラインアップを充実させる。

ミクシィ<2121>：4175円（前日比+55円）
3日続伸。同社のXFLAGスタジオが、2月5日に公表していたスマートフォンゲームアプリ「モンスターストライク」（モンスト）の北米におけるマーケティング活動を開始したと発表している。今回のマーケティングで使用するプロモーション動画は、カンヌでも評価を受けているWayne McClammy氏をディレクターとして起用し、北米で人気のタレント AndySamberg氏が登場するコメディータッチの作品という。

アクアライン<6173>：1064円（前日比+85円）
一時1070円まで急伸。16年2月期業績の上方修正を発表している。営業利益見通しは従来の2.72億円から3.29億円（前期は2.20億円）へと引き上げた。第4四半期の求人採用が良好で、サービススタッフの人員数が前期比9.7％増と想定（同4％増）を上回った。この結果、「水まわり緊急修理サービス事業」の売上高が従来予想を上振れする見通しとなった。また、ガソリン価格の下落や仕入価格の見直し等による売上原価率の低下も寄与した。


＜KS＞