ファストロジク Research Memo(11):東証1部上場による10円の特別配当を実施
[16/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■株主還元
ファーストロジック<6037>は創業以来、成長投資を優先し、配当については無配となっていた。しかしながら2016年2月に東証1部に上場を果たしたことを受け、2016年7月期末において10円の特別配当を行うことを発表している。これは市場にサプライズをもたらすとともに、同社が株主還元について高い意識を有していることをアピールするという点で、一定の効果があったと評価している。
しかしながら弊社は、今回の特別配当の実施はあくまで特別であって2017年7月期以降は再び無配として成長投資を優先すべきであると考えている。前述のように、同社はいまだ成長の初期段階にあり、「大家さんの味方」を始めとして成長投資の機会を数多く有している。そして現実に同社は40%を超える営業利益率と20%を超えるROE(自己資本利益率)を実現できている。こうした状況から同社にあっては、配当よりも成長投資に資金を振り向けることが最終的にはより大きな株主リターンをもたらすものと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
ファーストロジック<6037>は創業以来、成長投資を優先し、配当については無配となっていた。しかしながら2016年2月に東証1部に上場を果たしたことを受け、2016年7月期末において10円の特別配当を行うことを発表している。これは市場にサプライズをもたらすとともに、同社が株主還元について高い意識を有していることをアピールするという点で、一定の効果があったと評価している。
しかしながら弊社は、今回の特別配当の実施はあくまで特別であって2017年7月期以降は再び無配として成長投資を優先すべきであると考えている。前述のように、同社はいまだ成長の初期段階にあり、「大家さんの味方」を始めとして成長投資の機会を数多く有している。そして現実に同社は40%を超える営業利益率と20%を超えるROE(自己資本利益率)を実現できている。こうした状況から同社にあっては、配当よりも成長投資に資金を振り向けることが最終的にはより大きな株主リターンをもたらすものと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>










SEO関連




