白鳩 Research Memo(1):積極的施策で成長加速に向けた準備が整った
[16/05/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
白鳩<3192>はインナーウェア(下着類)に特化したeコマース(EC)企業。取扱商品は約160社・100ブランドの約9,000アイテム(色・サイズ別では約10万種類)と、圧倒的な品揃えを誇っている。インナーウェア特化型EC企業は、オペレーションの難しさもあって参入企業が少なく、同社は独特の地位を築いている。
現状、同社は成長加速への取組みを強化している。国内向けでは、本店(自社)サイトをリニューアルして機能向上とスマホ対応強化を行った。また集客力の勢いを見定めながら選択的にサイトの強化を図った結果、Amazon店の売上高は前年同期比約2倍に、Yahoo!ショッピング店は同約1.4倍に、それぞれ急増した。PB・コラボ商品の拡充も順調に進捗している。
海外売上(越境EC)対策にも力を入れている。同社はTmallグローバル(天猫国際)店など海外向けに3店を展開するが、目下のところはTmall店を通じた中国からの需要が予想を超える状況で入ってきている。同社は商品選定と量の確保に努めており、今後もバイヤー連携、取扱いブランド拡大、他の中国大手インターネットモールへの出店などの施策を検討・実施していく計画だ。
足元の業績は順調だ。2016年8月期第2四半期は、暖冬によるマイナス影響を越境ECの好調でカバーし、計画通りの着地となった。前述の各種施策の効果もあって、弊社が注目する年間購入客数は順調に拡大した。今下期においても販売強化策の効果が持続し、同社が掲げる業績予想は無理なく達成されるものと弊社ではみている。
■Check Point
・PB・コラボ商品の拡充を図る
・売上高は前年同期比13.3%増、純利益は同64.6%と大幅な増収増益で着地
・本店サイトのリニューアル効果に注目
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<HN>
現状、同社は成長加速への取組みを強化している。国内向けでは、本店(自社)サイトをリニューアルして機能向上とスマホ対応強化を行った。また集客力の勢いを見定めながら選択的にサイトの強化を図った結果、Amazon店の売上高は前年同期比約2倍に、Yahoo!ショッピング店は同約1.4倍に、それぞれ急増した。PB・コラボ商品の拡充も順調に進捗している。
海外売上(越境EC)対策にも力を入れている。同社はTmallグローバル(天猫国際)店など海外向けに3店を展開するが、目下のところはTmall店を通じた中国からの需要が予想を超える状況で入ってきている。同社は商品選定と量の確保に努めており、今後もバイヤー連携、取扱いブランド拡大、他の中国大手インターネットモールへの出店などの施策を検討・実施していく計画だ。
足元の業績は順調だ。2016年8月期第2四半期は、暖冬によるマイナス影響を越境ECの好調でカバーし、計画通りの着地となった。前述の各種施策の効果もあって、弊社が注目する年間購入客数は順調に拡大した。今下期においても販売強化策の効果が持続し、同社が掲げる業績予想は無理なく達成されるものと弊社ではみている。
■Check Point
・PB・コラボ商品の拡充を図る
・売上高は前年同期比13.3%増、純利益は同64.6%と大幅な増収増益で着地
・本店サイトのリニューアル効果に注目
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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